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2011年12月31日(土)
12時にホテルをチェックアウトし、「別荘」の
戸締りなどを確認しに行ってから、バスで津駅前に
移動し、D亭で鰻重の昼食。D亭、大晦日の昼は
大繁盛で、家族連れを中心に入れ替わり立ち替わり
客が入ってきて、パートの店員が事情で来れない
らしいことも重なって、店はてんてこ舞い状態だった。
大晦日に鰻屋がてんてこ舞いになるのは、鰻消費量
日本市の津らしい風景なのかしら?
昼食後、近鉄特急で京都に向かう。車中は
講義の準備と居眠りを少々。16時頃に京都駅に到着。
夕食後、夜はまた少し講義の準備をして、なんとか
講義メモを完成させる。
2011年12月30日(金)
その後、D亭の近くにあるウチの墓に参り、さらに
足を伸ばして、出身高校を偵察しようかと思ったけれど、
雨が降り始めたので、階楽公園を偵察。ここは津の花見
スポットで、俺サマも小さい子供の頃に家族で花見に
行った覚えがあるが、その後とんと御無沙汰。昔、公園内に
「大砲台」と呼ばれる奇妙なモニュメントがあったので、
探してみたけれど、撤去されたようで見当たらなかった。
それから、帰省する度にいつも参拝しているパワースポット
丸山神社に行き、修成小学校の近くなどを偵察飛行の後、戻ってくる。
しばらくしてから、中学時代の友人の所に数名が集まり、
今夜の同窓会の「予行演習」の後、18時から20時過ぎまで
津駅前の店で30日会(同窓会)。2次会はすぐ近くの
ラーメン屋。俺サマは既に腹が一杯なので、烏龍茶だけで店を出る。
3次会はタクシーで少し遠くの地酒が美味しい店に行く。
それから4次会へという話もあったが、俺サマは既に
財布が寂しくなり初めていたので、「よいお年を!」と
別れて、日付が変わる前に帰ってきた。
2011年12月29日(木)
昼食後、いったん「別荘」に立ち寄って荷物を置き、近所の
親戚に挨拶に行き、帰ってきてから年末大掃除。夕方暗くなって
きた頃に中断し、残りの作業は明日に行うこといする。
夜はたこ焼き屋をやっている中学の友人が、「今日は暇だから
一緒に飲もう」とか言うので、そいつの店に行ってたこ焼きなどを
御馳走になり、22時半過ぎまですごし、23時過ぎに戻る。
卒研テキストアンケート、残る3名はまだ出して来ない。
まだ2日あるけれど、「回答がない場合は当方で適当に決めてよい
との意思表示とみなす」という意味の一文が入っているので、
適当に決めようか、と。
2011年12月28日(水)
隣の席で、ミュージシャンを目指す若い女が、ギターケースを持った
ミュージシャン風の若い男と話していた。女は歌で身を立てたいと
思っているらしく、3月だか4月だかにラジオの仕事が1つ入って
いるという。それまでにCDを出したいと思い、ミュージシャンの男に力
を借りようと声を掛け、今日の面談となったようである。話が終わり、
男が帰ってからも、女の方はまだそこにとどまり、手帳に何やら書
き込んだりしていた。
反対側の隣に座った若い男が、iPadをいじりながらしきりに
貧乏ゆすりをするのには閉口した。時々妙な鼻のすすり方を
するのも、だんだん気になってきた。俺サマは、この手の若い男は、
必ずや電車の中で鼻糞をほじくったり、それを食べたりするであろう
という仮説を持っているので、店内でも鼻糞をほじくり始めると期待
しつつ、横目で様子を探っていたのだが、どうもその気配がないし、
貧乏ゆすりも気になるので、別の席に移動。
夕方、店を出てJEUGIA三条本店を偵察。CDはこれと
いったものは見つからなかったが、今日は書籍コーナーや楽器
フロアにも足をのばし、フルートが沢山展示されていたので、ちょっと
触ってみた。楽器って、色々な形をしているし、見てるだけでも楽しい。
そういえば、今日、街では西洋人の観光客の姿がよく目についた。
日本の正月を見たいのだろうか。半年ぐらい前は、原発事故の影響で
海外からの観光客が減ったと騒いでいたが、最近はずいぶん持ち直した
ような気がする。
山科に戻って、山科書店ラクト山科店を偵察。北澤美術館のコレクション
で、エミール・ガレとドーム兄弟のガラス細工の写真集が出ていたので、
思わず買ってしまった。彼らの作品を知ったのは、1988年にフランスの
ナンシーの学会に参加した時で、中日の遠足の時にナンシー美術館に連れて
いかれて、そこで初めて目にした。ガイドの人が「貴方は日本から来られま
したね。だったら、北澤美術館の事は御存じですか?そこにも沢山コレクシ
ョンが所蔵されてますよ」と言うので、北澤美術館のこともこの時に知った。
大丸ラクト山科店で、赤ワインを1本買って帰宅。夜はまた少しだけ数学。
卒研ゼミのテキストアンケート未提出者はあと3名となった。
どうやら来年度は、古典的な射影幾何学を中心に代数幾何学を勉強する
グループと、可換環論やガロア理論を復習しながら、あわよくば
類体論をちらっと垣間見ようというグループに分かれそうである。
明日から2日ばかり帰省。日誌の更新はおそらく可能と思われる。
2011年12月27日(火)
焼き物屋をちょっと冷やかして、通りをざっと散歩してから山科に戻り、
ラクト山科やその辺のスーパーで少し買い物をしてから帰宅。夕食後、
また少し数学。
2011年12月26日(月)
野暮用は
昼過ぎまでかかるかと思ったが、案外
早く済んだので、そのまま大学に出勤。大学の中にあるSUBWAYで
サンドイッチを買って、研究室で昼食。
注文しておいた本がそろそろ届く頃かとポストを覗いてみたが、
まだ来てなかった。明日から大学は一斉休暇に入るから、年明けに持ち越し。
それから、来年の講義に使う資料を引っ張り出し、シラバスを書いたり、
資料のコピーを取ったり、事務にメールを出して、いくつか問い合わせたり。
それから夕方まで少し数学。
帰りの電車の中で、20代の学生風の男が、iPodをいじりながら、
しきりに鼻糞をほじくっては、それを食べていた。「電車の中で夢中
になって鼻糞をほじくるのは30代以上男」という定説を覆す画期的
発見である。しかも、単にほじくっているのではなく、食べている。
これは上物のサンプルだ。以前は、30代の男に限られると信じられていたのだが、
半年ぐらい前に近鉄特急の中で60代のオジサンのサンプルが発見され、
「30代以上」と訂正されたのである。しかし20代のサンプルが
あるとは、意外であった。
俺サマは発見の喜びに目を輝かせて、じっとそいつを見ていた。
一応用心はしているのだが、電車の中で鼻糞をほじくる男というのは、
そこではたと手を止めて、「お前、何見てんだよう!?」みたいなことに
はならないようである。おそらくは、周囲の目が気になるような軟弱な
野郎なら、初めから鼻糞なんかほじくらないということだと思う。まして
それを食べてるんだから、これはもう筋金入りだ。やっぱり、人間、根性
が大事だねえ、と。
そういえば、今日は来年度の卒研のテキスト・アンケートが2通届き、
残るは5名となった。今のところ、代数幾何学の入門として、古典的な
射影幾何学を勉強するグループと、可換環論、ガロア理論、そして(一応、
類体論を視野に入れた)数論を勉強するグループの2つになりそうな雰囲気。
夕食後、夜はラクトスポーツプラザ。年内最後のZUMBA.帰省した時に
ZUMBAを披露しないといけないので、結構真剣に振り付けを覚えようとしたけど、、、
やっぱりこの手のものは子供の頃から覚えられない。
ZUMBAの後、ジムで筋トレをやっていたら、突然電撃的天啓を得た。
そうだ!午前中に誰だかわからなかった、あのパートのおばちゃんは、
1、2年前まで京大生協食堂の麺類コーナーで饂飩や蕎麦を作ってた
人だ、と。
あーあ、こうやって碌でもない画期的発見や電撃的天啓に恵まれて
はいるけれど、肝心の数学の方での発見や天啓は、「なかなか」だな。
どちらも基本は同じで、「仕込んで、粘って、時期を待つ」に尽きると思うん
だけど。
2011年12月25日(日)
昨日、一昨日と街は大変な人出だったけれど、今日はそれほどでもないのが
ちょっと不思議。クリスマスが過ぎると、あれよあれよという間に大晦日で
正月で、それですぐに普通の日々に戻ってしまう。子供の頃は正月の緩んだ雰囲気
が嫌いだったけど、歳を取ると毎日が正月だったらいいだろうな、みたいな事を
考えてしまう。否、本当は毎週土曜日はクリスマス・イヴってのが、いいな。
クリスマスが終わっても、まだ、大晦日や正月があるしって考えられるから。
正月になったら、もう後が無いというか、普通の日々が待っているだけだし。
数学をやるにしても、年末年始のどさくさ紛れにやる方が、余計な事を考え
ずに心安らかにできるところがいい。
そういえば、今日は来年度の卒研のテキスト・アンケートが3通届き、
残るは7名となった。思うに、ほとんどの学生にとっては、図書館に行って
複数のテキストを比較して、自分が読めそうなものを選ぶという主体的な作業は、
初めてじゃないかしら。そういう意味で、もう卒研は始まってるんだよね。
2011年12月24日(土)
途中、俺サマが秘かに「数学者席」と呼んでいる、勉強がしやすくて
坪庭も望める、隅っこの席に移動したりしながら、夕方まで数学。
その後、店を出て、ドラッグストアをちょっと覗いてから、JEUGIA
三条本店を偵察。今日は試聴マシンの多くが故障らしいので、早々と退散。
山科に戻り、一応クリスマスということで、ラクト山科でショートケーキを買
って帰る。
通りがかりのコンビニでは、これまた寒空の下、外に机を置いて、
クリスマスパーティー用のフライドチキンを売っていた。
まあ、フライドチキンは少しは売れるかもしれない。
地下鉄の駅前では、机を置いて年賀葉書を売っていた。何でも日本郵便では
社員に厳しいノルマを課して、年賀葉書を売らせているらしい。俺サマのヨガの
先生の所には、年賀葉書の営業が何人もやってきたそうだ。年賀葉書は、各自
必要枚数がだいたい決まっているから、社員の尻を叩いたからと言って、
そうそう売れるものでもあるまい。
ノルマがこなせない社員は、目減り分を自腹を切って金券ショップに売る人も
いると、テレビで報じていたそうだ。となると、各社員がノルマ分の葉書を最初に
買い取らされているのかもしれない。ずいぶん無茶なことで、まるで、マッチ売り
の少女みたいな話である。
クリスマスとは言っても、俺サマはただラクト山科で買ってきたケーキ
を食べるだけである。ドイツのクリスマスがちょっと懐かしくもあるが、
ここはドイツではない。教会やドイツ風のイベントを探し回ったりと、
じたばたせずに、普通に過ごすことにした。
ケーキにはワインが合うと思うが、諸般の事情で夕食後の
デザートには、ケーキと純米大吟醸。この組合せは、いいんだか悪いんだか、
なかなか微妙。
その後、録画しておいた漫才などを観てから、また少し数学。
そういえば、昨日買った老人の本に、多くの老人がなぜ死期を前にして
平然と生きていられるのかについて書かれていた。要するに、人間にはネガ
ティブなことはあまり考えたり思い出したりしないように、無意識のうちに
脳がコントロールする力が備わっているそうだが、歳をとるとその傾向が強
まるからだそうだ。
数学研究も、自分はこの問題に時間を空費して結局解決できず、研究者として
野垂れ死にするのではないか?なんてことをマトモに考えていたら、怖くて
数学なんかやってられないわけで、その意味で老人を見習わねば。
2011年12月23日(金)
俺サマはグロタン・カットなので、バリカン使って5分で完了、あとは
髭剃りとシャンプーだけって感じだけど、今日は年末の祝日とあって店が
込んでいて、いつもよりもかなり時間がかかった。しかし、この店に
日曜祝日に押しかけるオジサンたちの多くは、年金貰ってて毎日が日曜、
みたいな人ばかりなんだけど。不思議なものだ。
だからという訳ではないけど、帰りに「ご老人は謎だらけ」という
老年行動学とかいう分野の本を購入。
帰宅後、年賀状を完成させて郵便ポストに投函。これにて一件落着。
それから夕食を挟んで、CDを中心に部屋の片づけ。友人に夜ゆったりと
聴けるCDと爽やかな朝にふわさしいCDは何かと聞かれたので、250枚以上
のコレクションの中から色々物色。多くのCDは既にPCに入っているのだが、
前のPCが壊れて以来、再入力してないものも沢山あり、そのほとんどが
クラリネット曲のもの。最近は鍵盤楽器や弦楽器の曲ばかり聴いてるし。
本日、睡眠不足で頭がぼんやりしているため、数学はお休み。
卒研テキストアンケートは、今日1人が出して来て、残るは10名。
2011年12月22日(木)
最近、もう一人の学生が就活でゼミを休止していて、一人で毎回発表
をやる羽目に陥っているせいか、優秀なる今年の卒研生もさずがにしんどそう
である。学生がつまづいた部分は、(自分の馬鹿治療の)チャンス!と
ばかりに全部俺サマが懇切丁寧に説明しているのだが、その度に目新しい概念や
証明技法が洪水のように語られるため、「こんな事、自分一人では絶対に思い
つかねー!(吸収し切れねーよー!)」と戸惑っているようだ。まあ、
そういうもんだって。俺サマだって、誰にも聞けずに独学で10年ぐらいかかって、
やっと分かったことばかりなんだから。
ゼミの後、研究室を簡単に片付けてから、帰宅。夕食後、夜は
ラクトスポーツプラザへ。骨盤矯正ヨガの後、有酸素運動を40分程度。
帰宅後、深夜は年賀状の住所書き。
来年度の卒研ゼミのテキストのアンケート、12月末締め切りにしておいた
けれど、まだ2名しか出してきてなかったので、昨日督促メールを出した。
そしたら、今日になって新たに2名出してきた。残るは11名!今のところ、
俺サマの馬鹿治療に使えそうなテーマとしては、ガロア理論と可換環論を
取り上げることになりそう。ガロア理論はこの夏せっせと復習し、今学期に
講義しているが、可換環論は最近とんと御無沙汰しているので、学生を出しに
基礎を復習するってのも悪くないなと考えている。
2011年12月21日(水)
就職委員の主な仕事は、大学を訪問してくる企業の採用担当者
への対応である。直接担当者がやってくるぐらいだから、ウチの学生
に対する採用意欲は高く、話を聞いていると、なかなか面白そうな
企業も少なくない。しかし、そのような企業に対する学生の関心度は、
一般にかなり低いように思う。
過去には学科のウェブサイトに、訪問企業の情報を順次掲示したり、
卒研担当教員達にメールで流したりしてきたが、学生から反応があるのは
稀。毎年のように訪問してくる企業に対して、「で、ウチの学生、そちら
に行ってますか?」と聞くと、「残念ながら、さっぱりです」という返事
が返ってくることが多い。
業種的には情報処理関連企業が多いので、今年度は、学生向けの業界
案内企画をやったり、就職課に訪問企業の情報を一元化して、そちらから
学生に伝えてもらうようにしたりと、色々策を講じているのだが、効果の
ほどは未知数である。
13時から2回生「代数学序論II」の講義。今日はシローの定理の
応用で、前回途中で時間切れとなったpq型の群の構造をある条件のもとで
決定する話を終え、作用域を持つ群の話に入る。群作用、軌道、不変部分群
の定義をし、2次一般線形群の2次元実ベクトル区間への作用と、軌道の例を話
し、
不変部分群の例を示そうとしたところで時間切れ。授業アンケートを
やって終了。
引き続き、14時40分から16時10分まで、3回生「数理科学
セミナー」。今日で単位認定条件である「発表2回(以上)」をクリア
して、心安らかに正月を迎えたいと思うのか、学生達は積極的に発表
していた。今日は5名が黒板の前で発表し、まだ単位認定基準を満たして
いない学生は、あと数名を残すのみとなった。
授業が終わって、すぐに帰宅。夕食後、夜は少し数学。昨日、研究室に
置いてあった、まだ全然読んでない本にふと目が止まって、パラパラ見てたら、
少し気になる箇所が目にとまった。今日になって、俺サマが10月頃から
折にふれて色々な計算をしながら考えていて、最近ようやく部分的に目処がつきか
けていた問題が、どうやらある教科書とある有名論文に書かれていることを、
その「気になる個所」の主張を使って突き合わせれば、ほとんど自明
に完全解決するらしいことが分かってきた。
これで論文ネタが1つ吹っ飛んでしまったけど、、、まあ、数学研究に
こういう事はつきものだし、更にその先のことを考えて、粘ることにしよう。
2011年12月20日(火)
13時から14時30分まで、2回生「数理論理学」の講義。今日は
形式的体系のモデルの定義を復習し、1階述語論理のモデルの存在定理を
示したあと、ゲーデルの完全性定理の証明に移ろうとしたところで時間切れ。
皆さん、よいお年を!と宣言し、授業アンケートを取って終了。
年明けの次回、次々回で、何とかゲーデルの不完全性定理を超特急で
終わらせたいところ。
一般に学生はノートを取るのが遅いが、極端に遅い学生はどうしている
かというと、板書を1文字ずつ読んで1文字ずつノートに書いているらしい。
板書を意味のあるひとまとまりの文単位で読んでノートに書くという方法
を思いつかないのか、それとも意味のあるひとまとまりの文が理解不能なので、
黒板を写生しているかのどちらかと思われる。
一般に、写生ノートを、学生達は後でどう利用するのかについては、
全くの謎である。しかし毎回膨大な量の板書を写生させている某同僚によれば、
彼らは写生したノートは後で読み返せばよいのだということを思いつかないか、
読み返しても理解不能なのかどちらかのようである。
俺サマは、某偉い先生の真似をして、研究集会などの講演では必ずノート
を取っていた。しかし、読み返してもよくわからない意味不明の写生ノートが
どんどん溜まっていくだけだと気付き、最近はこれぞという講演しかノートを
取らないようにした。俺サマはもう学校には行ってないから別に構わないが、
学生がそれをやると、単位を落とす。
引き続き14時40分から16時10分まで3回生「環・体論II」の講義。
今日は分離拡大の原始元定理とその証明の概要を示し、証明中で使われた
方法を使って、原始元の具体例を計算して見せる。それからガロア拡大と
ガロアの基本定理の章に入り、ガロア拡大の定義と簡単な特徴づけ、
簡単な具体例を示し、ガロア拡大の拡大次数がガロア群の位数に等しいこ
を示したところで時間切れ。年明けの次回は、ガロアの基本定理の話
をし、ガロア群を計算して部分体を決定する予定。うまくいけば、次々回の
最終回に、5次以上の代数方程式の非可解性の話をさらっとやって終わりたい
ところ。
講義が終わっていったん研究室に戻り、東京の書店に問合せの電話。
2週間前にネットで注文したはずの書籍が届かないのは、ネット注文
がうまく出来ていなかったと判明。もう一度やりなおす。そういえば11月
の浜松の研究集会に出張した際も、参加申し込みをネットでやったつもりが、
実は出来てなくて、ちょっと慌てたりした。今度はうまく注文できたようなので、
すぐに帰宅。夜は明日の講義の準備など。
2011年12月19日(月)
帰りはJEUGIA三条本店を偵察。昨日とあまり変わりばえなし。
年内はもう良さそうなCDが出そうにないなと思いつつ、山科に戻る。
帰宅して夕食の後、ラクトスポーツプラザへ。楽しいZUMBAと筋トレ
をやって22時過ぎに帰宅。
夜は明日の講義の準備を少し。
年末に帰省したときに、友人達の前でちょっとだけだけど、
ZUMBAを披露しなければならなくなったので、今日のスタジオレッスンは
少しでも振付を覚えようと、結構真剣にやったんだけどなあ。。。
子供の頃から、体育の時間で体操の振付覚えるの、クラスで一番下手やったし、
どうも頭に入らんな。来週もう1回あるので、そのチャンスに賭けようと。
自宅でちょっとやってみても、どうもサマにならん。やはり鏡を前に
細かい動きを直しながら、何度も練習するぐらいでないと駄目みたい。
インストラクターは「私は放っとけば何時間でも踊ってます」と言って
たけど、そのぐらいでないと、ああいう風にカッコ良くは踊れないんだろうね。
2011年12月18日(日)
まずはAngers河原町三条本店を偵察。クリスマス・シーズンの
せいか、かなり繁盛しているようだった。
それからJEUGIA三条本店へ。店員さんの一人のズボンの後ろポケットから、
福助のキーホルダー(?)が顔を出していた。福助か、、、俺サマは断然ハロー・
キティーだな。
ふと見ると、新着CDの試聴コーナーで、柴犬を連れて床に正座して試聴して
いる西洋人の爺さんが居た。別に盲導犬という訳でもなく、やんちゃ盛りの
子犬である。こういうことをするのはきっとドイツ人に違いない。連中は本屋
でも衣料品店でもカフェでも、どこへでも犬を連れていく。俺サマは
目撃したことはないが、たぶん店内でウンチやおしっこをする事もあるだろうし、
やはりドイツでも店の人は良く思っていないようで、「犬はお断り!」と店先に
表示しているところも少なくなかった。JEUGIAさんに犬を連れて入る日本人
はまず居ないので、特に表示もしてないし、盲点を突かれた形か。
クリスマス・シーズンだし、パイプオルガンのCDがいいかも!と思って
少し試聴したけど、オスナブリュックで買ったCDが2、3枚あるし、
やっぱりパイプオルガンと古い教会がセットでないと、どうも雰囲気が
盛り上がらないなと思い、結局パス。
街のあちこちで、シュトーレンが売ってたりするが、ドイツなら
この季節、2、300円でその辺のパン屋やスーパーなど、どこにでも売って
そうな大きさのが、日本だと1000円以上する高級菓子扱い。
そんな高いもの、わざわざ買うこともないかという気がしてくる。
第一、俺サマはドイツでシュトーレンを食べ
まくって激太りし、日本に帰ってきてからZUMBAだ何だと色々ダイエット
を試みているけど、体重はあまり減ってないし。
JEUGIAを出てから、寺町通りの上島珈琲でしばし数学。看護学生と
思われる若い女が友人と携帯電話で話していて、自分は冷たい料理が嫌いだから、
おせち料理は嫌いだというような話をした後、韓国旅行は2万円ぐらいで行け
るし、現地は物価が安いから、焼肉食べまくってもそんなにしないし、
ぜひ行くべきだというような話をしていた。うーむ。「若い女は焼肉が好き」
という一般化は危険だが、「上島珈琲にやってくる若い女は焼肉が好き」
ぐらいに抑制を利かせれば、検証に値する仮説になるかもしれない、、、と。
帰りの地下鉄京都市役所前駅のホームで、ゲーテでお世話になったG先生
を見掛けた。ラクト山科の喫茶コーナーをふと見ると、最近ラクトスポーツクラブ
でも京大北部キャンパスでもとんと見かけなかったロードランナー逆走男が居た。
ラクトスポーツプラザのスターの座も、今やピチピチパンツもっこしマンに奪われて
久しいし、今まで何してたんだろう?
物陰からこっそり監視したところ、奴はスーパーで食料品を買い込んだ帰りらしく、
テーブルに大きな買い物袋をどんと置いて、例の鋭い視線をあちこちに飛ばしな
がら珈琲をすすっていた。
かように、2,3時間街を偵察しただけでも、色んな人間を発見できるものだ。
帰宅して夕食の後、夜はまた少し数学。
2011年12月17日(土)
今日の関西日仏の前庭では、土曜市みたいな催しが開かれていて、
ひとだかりを押し分けて行かないと建物の中に入れなかった。図書室も
土曜市に来た人がついでに見学しに来たりして、何となく落ち着かず。
今日も寒波で寒いけれど、天気は快晴で室内は温かい。それで思わず
図書室の机に突っ伏して居眠り。あ、この格好って、俺サマの講義でいつも
大事な事を話している時には寝てて、どうでもいいようなことを話してる時
にせっせとノートを取っている、秘密結社鷹の爪隊員の「しまねの吉田くん」
と同じじゃないか。かっこワルーと思いつつも、睡魔には勝てずしばし居眠
り。しかし、その後はすっきりした。
夕方近く、百万遍からバスに乗って京都市役所前へ。狭い二人掛けの席に
座ってたら、凄いデブの人がドンと座ってきて、押し潰されそうになったので、
必死に押し返した。バスを降りて、まずはJEUGIA三条本店を偵察
したが、これといったCDはなく、上島珈琲寺町店に入り、また少し数学。
隣の席では、卒論がどうのと言っている女子学生風の二人がサンドイッチを
食べながら、「やっぱり攻めなきゃ、チャンスが無いよね」と、気になる
男の子をどうやって二人っきりで呑みに誘うか、作戦会議をしていた。
「今から焼肉食べにいかない?」「あ、今日はバイトが入ってるから駄目」
みたいな話をしていたので、文字通り肉食系女子と思われる。
肉を生で食べるのは日本だけだとか、男の考える「モテる」とは口説いた
女に好かれることで、女が考えるような、色々な男に好かれることとは
違うとか、かなり出鱈目なことも話していた。
18時頃に店を出て、三条通りの適当な店に入って夕食。日本酒八海山を1合
ほど呑む。19時過ぎに店を出て20時頃に帰宅。夜はまた少し酒気帯び数学。
そういえば、帰り道、昨日の「大丈夫です。私の母も
(ゆきひでさんと同じ)●●歳ですから」の謎がふっと解けた。
要するに、私の親と同じような年齢だから、「お父さん」と呼ぶこと
にそれほど無理はないと主張したかったのであろう、と。なあんだ、そういう
ことだったのか。こういう謎は解こうと思わなくても自然に解けてしまうけど、
数学の謎はそんな調子には行かないよな。
2011年12月16日(金)
今日と明日は寒波が襲ってきてて、最低気温は1度で最高気温は7度。
これは大変!と完全防備しようかと思ったが、そういえば去年の今頃は
ドイツでマイナス11度の寒波を経験したから、「それに比べれば、全然
大したことないや」と。
新福菜館百万遍店で昼食の後、いつもなら関西日仏学館の図書室で
夕方まで数学のはずだが、今日は気分が乗らず。かと言って、京大数理研
図書室のマイ・ブームはとうの昔に去っている。今年の秋口までの1年ぐらい
の間、あちこちの研究集会に参加しているうちに、まるで花粉症が突然発症
するかのように数学者アレルギーが発症してしまい、夏以後全く数理研には
足を運んだことがない。
数学者の顔を見ないでいることは、健康には良いって、
フランス語でどう言えばいいのかしら?
Ne voir pas des mathematicienes, c'est tres bien pour la sante.
かな。でも、「トラちゃん」こと数理研猫は無事かしらと、その事だけが
気がかりだ、は
Mais, je me preoccupe seulement de le chat de RIMS, qu'on appele "Tora-chan".
かな。
それで結局、喫茶進々堂に入って、夕方頃まで数学。隣の席では、
どこかの芸大の女子学生と、職を転々としながら友人の家の泊まり込
んだりして世界を放浪している若い男がデートしていた。女は
「日本人があまり行かないところに行きたい」という理由で一度
インドを放浪してみたいらしい。(と、考えてインドを放浪する日本人
って、結構居そうな気がするけど。)インドで野宿もしてみたいと言って
たから、かなりワイルド系のようである。
男はベルリンを放浪したこともあるらしく、ビザ延長を求めてそこの
外人局に行った時のことを話していた。まあ、ベルリンもエッセンも外人局
は似たようなもんだなと思ったが、それと比べると、オスナブリュックの外
人局は割合freundlichだったなと思う。
進々堂を出てから、京大ルネの書籍部を少し冷やかし、関西日仏学館
図書室でまた少し数学。それから京大ルネの食堂で少し早目の夕食の後、
19時から21時過ぎまでフランス語の授業を受ける。先日の忘年会で
俺サマを「お父さん」と呼んだクラスメートに、あれからフェースブック
やブログなどでざんざんネタに使わせてもらったと言ったら、
「大丈夫です。ウチの母も(ゆきひでさんと同じ)●●歳ですから」
と。何がどう「大丈夫」なのか、帰宅後もしばし悩んだ末、
こういうことはいちいち悩んでもしょうがないのだと気づく。
帰りはまたコンビニで80キロカロリーの低カロリー抹茶あずき最中アイスを
買って、歩行飲食しながら京都市役所前駅へ。気温は5℃を下回ってたと思うが、
なあに、ドイツでは最高気温が5℃を上回ればアイスカフェの
外のテーブルで巨大アイスを食べたり、アイスクリームを舐めながら
その辺をうろうろ散歩する人達が大量発生するんだから、最中アイスぐらい
へっちゃらさ。
駅前地下に降りると、久しぶりにダンスの練習をしている若者たちが居た。
そういえば俺サマも、年末に津に帰った時に、友人達を前にしてちょっとだけ
ZUMBAを披露しなければならなくなった。いつもインストラクターの猿真似
してテキトーに手足を動かしているだけなので、振付はほとんど覚えていない。
それでは流石にまずかろうと思うので、帰省するまでにどこかでちょっと練習な
りイメージトレーニングをしておかないといけないんだけど。
<<てんてこ舞い>>
9時過ぎに起きて、朝食の後、少し年明けの講義の準備。
ゲーデルの不完全性定理の証明をきちんとやる時間が
無いので、どうやってはしょろうか、と。
<<30日会>>
午前中は「別荘」の掃除の続き。昼過ぎに終了。
昼食は当然鰻だが、お目当てのH屋は今日から3日まで
休み。仕方ないので、少し遠くのD亭に電話を掛けて
「やっているか」と聞くと、昼ならやっているという。
それで急遽D亭へ。帰りに「明日もやっているか」と
聞くと「昼だけやってます」という。どうやら明日も
D亭に行ってしまいそう。
<<「別荘」の掃除>>
午前中に自宅を出て、京都駅へ。近鉄特急と急行を乗り継いで、
14時前に津に到着。まずは鰻のI店に急行し、昼食。
ここ1、2年鰻の稚魚が減っていて、この夏にもまして
猛烈に値上がりしていたが、鰻に関しては金に糸目をつけない
俺サマである。「いつものやつ」を注文。この時期の鰻は
脂の乗りが悪く、もひとつだけど、やはり津に来たら鰻
である。久しぶりに店のオヤジと馬鹿話。
<<アールヌーヴォ>>
午前中は自宅で数学。昼過ぎに街に出て、丸亀製麺河原町三条店にて
昼食。その後、寺町通り上島珈琲に籠って夕方まで数学。
<<檸檬>>
午前中は、またも山科区内で野暮用。その辺で昼食の後、帰宅してしばし数学。
夕方、街に出る。あまり時間も無かったので、Angers河原町三条本店を
冷やかしてから、御池通りから寺町通りを上がる。このあたりは焼き物や
調金などの美術工芸品の店が多く、ちょっと気に入っている。
梶井基次郎の「檸檬」の舞台になったとかいう、果物屋の跡(しもた屋
になっている)もあるが、この小説自身を読んだことがない。京大の学生が
檸檬を使って時限爆弾を作って、みたいな話?、、、たぶん違うな。
<<画期的発見>>
午前中は山科区内で野暮用。山科区内某所で見掛けたパートの
おばちゃんに、「この顔にピンときたら110番」。
はてな。この人、どこかで見覚えがあるのだけど、誰だったかしら?と。
<<どさくさ紛れ>>
午前中は京都新聞日曜版の2つのパズル。ここ2週ほど間違い探しクイズの方
は簡単で、今日も瞬殺処理。その後、山科区内で色々買い物。途中ラクト山科
で昼食。帰宅後、夕方まで数学。夕食後もまた数学。先日論文ネタが吹っ飛んだ
話をしっかり押さえておこうと、文献読み。この過程で何か手頃な問題を掴めないか
と下心満々なのだが。。。
<<マッチ売りの少女>>
午前中は自宅で少し数学。昼過ぎに山科区内で野暮用、そのついでに
その辺で昼食。それから街に出る。三条商店街や寺町通りは、
いつもよりも多くの人通り。しかし、寺町通り上島珈琲は満席かと思いきや、
そうでもなく、何とか座席を確保。年の瀬だから、街ゆく人々は観光客よりも
地元の人が多く、その影響で満席にならないのだと思われる。
<<年賀状投函>>
昨夜は年賀状などでちょっと夜更し。今朝もいつも通り起きて、
睡眠不足でちょっと頭がぼんやりしつつも、午前中は自宅と山科区内
で野暮用。山科駅前で適当に昼食の後、ラクト山科で散髪。
<<年賀状書き>>
昼前に自宅を出て、山科駅前の行きつけのイタリア料理店で昼食の後、
13時過ぎに出勤。2月の東京出張の申請書を書いて提出し、14時
から16時過ぎまで卒研ゼミ。今日は、局所環のパラメータ系、代数多様体
の特異点集合が真部分閉集合であることの証明。その後、局所環の完備化
の定義など。
<<論文ネタ吹っ飛ぶ>>
早目に自宅を出て11時前に出勤。昨日片付けたはずなのに、何故か
またとっちらかった研究室を大慌てで片付け、来客を迎える準備。11時半
から12時という約束で、昨日とは別の企業の採用担当者が訪問。その後、
大学の就職課のような所にメールを送ってから、大丸ラクト山科店で買って
おいたパンで昼食。
<<写生ノート>>
早目に自宅を出て11時前に出勤。とっちらかった研究室を大慌てで
片付け、来客を迎える準備。11時半から12時という約束で、企業の
採用担当者が訪問。その後、就職センターのような所にメールを送って
から、大丸ラクト山科店で買っておいたパンで昼食。
<<頭に入らない>>
午前中は自宅で数学。文献を色々ひっくり返したり検索したり。
昼過ぎに街に出て、丸亀製麺河原町三条店で昼食の後、
寺町通り上島珈琲に籠って夕方まで数学。色々考えたところ、
昨夜で決着がついたと思ったことが、また暗礁に乗り上がってしまった。
<<逆走男再発見>>
いつもよりも1時間ほど遅く起き、午前中は京都新聞日曜版の
2つのパズルを解く。昼頃、ラクト山科に買い物に出て、帰宅後
昼食、そしてしばし数学。夕方頃、一区切りついたので、
偵察飛行のため街に出る。
<<厳戒態勢の街>>
午前中は自宅で数学。昼過ぎに家を出て、新福菜館百万遍店で昼食の後、
関西日仏学館図書室に籠り、フランス語をちょっと勉強してから、数学。
今日は御所の迎賓館に韓国の要人が招かれるとかで、機動隊のバスが
街のあちこちに止まり、厳戒態勢だった。
<<寒波に最中アイス>>
午前中は昨日英語版で見たYouTubeの映画のフランス語版の方を見て、
ワークブックの課題の答を作る。もう一つ小さな宿題があったので、
それも片付けてから自宅を出る。