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た
め
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邪
魔
な
広
告
よ け ス ペ ー ス で す。
2013年3月31日(日)
<<山科人大杉>>
午前中は京都新聞日曜版の2つのパズルをやっつけ、野暮用の後、
しばし数学。昼過ぎに山科駅前まで散歩して、ついでに昼食をと思ったが、
行楽シーズンとあって駅前の店はすべて満員御礼状態。昨日の天気予報では
今日は天気が崩れるとのことだったが、昼過ぎまでは晴天に恵まれたため
に沢山の人が外に出たのだと思う。たぶん街に出れば大変な人出だろうから、
今日は山科区内でじっとしてようと思ったのだが、その考えは甘かった。
山科駅前Sbuxにどうにか席を確保したが、注文カウンターは長蛇の列。 それで、まずはトイレに行っておこうと思ったが、生憎使用中。俺サマ は並んで待つのが大嫌いなので、席に戻って、ちょくちょくトイレの方を見て チェックするのだが、男女共用1つしかないトイレは、常に女性客が1人入って いて、ドアの前で別の女性客が待っている。そして、トイレの中と外の女性客が 次々と入れ替わるといった状態。しょうがないので、俺サマもトイレの前に 並んで待つ。
どうにかトイレをすませて、次は注文をと思ったが、注文カウンター前の 長蛇の列はどんどん長くなることはあっても、 一向に解消する気配がない。
「これは駄目だな」と思って、何も注文せずに店を出て、大丸ラクト山科店 で赤ワインを1本買い、駅からずっと離れた、行楽客がちょっと近づきそう にない、しんみりした店に入り、ようやく昼食。
昼食後、自宅の方に向かっていたら、学科の同僚にばったり出くわした。 先日はえも言われぬ憂鬱そうな顔をしていたが、今日は何故かばっちりスーツ を着こなしていた。最近、近くのマンションに引っ越したらしく、そこまで 一緒に歩いた。
帰宅後は夕食をはさんで愚図愚図と数学。それにしても、俺サマは「この方面は あまりやっている人がいないみたいだから、ライバルもいないし、 読むべき論文も少なくて、ゆっくりと研究できそうだな」と思ったのだが、 蓋を開けてみたら、さにあらずであった。
2,30年前によく研究された形跡があり、必読論文の数はそれほど多くは ないみたいだが、1つの論文が大抵100ページ以上あって、中には「電話帳」とか 呼ばれている300ページ以上の論文もある。
俺サマは、「25ページ以上の論文を書くのは反則だ!」と勝手に決めてい るが、100ページなんてのはまさに非人道的な暴挙と言うより他はない。 などと、ぶーぶー文句を言いながらも、昨年の秋口から今まで400ページ ぐらい読んだが、勿論細かいところまできちんと読み込んではいない。
それでもまだ2,300ページぐらい読まないといけない雰囲気なので、 これを何として誤魔化そうかしら。いや、こんな調子で意味のある研究結果 が出せるかどうか、いささか心もとないのだが、ここまで来たら、今さら 撤退するわけにもいかない。バターン死の行進みたいなものだ、覚悟して 行くぞ!と腹をくくるしかないな。
2013年3月30日(土)
<<桜満開!京都御苑>>
午前中は自宅にて数学。昼頃自宅を出て街に向かう。地下鉄の
込み具合からして、今日は大変な人出になりそうと予想したが、
案の定、ゼスト御池のレストランの多くは行列ができている状態。
しかしこの地下街の一番奥にある寿司屋が比較的すいてたので、
そこで昼食。
その後、同じ地下概のコロラドコーヒーで食後の 珈琲を飲みながらしばし数学の後、バスで京都御苑へ。 昨日のテレビのローカル放送で、ここの桜が見頃と聞いたので、 早速行ってみようか、と。なるほどなかなか立派だったし、 天気予報によれば週末の好天は今日の夕方近くまでと あって、大変な人出だったし、お弁当を食べて花見を している人も居た。
嗚呼そういえば、去年の今頃も、京都の街のあちこちで 桜の写真を撮ってフェースブックにUPしてたっけ。 1年が経つのは早いものだ。今日も同じように桜の写真を UPしたけど、この1年間俺サマは一体何を やってたのだろう?色々なことが あったような気もするし、実際に色々あったのだけど、だからと言って 1年が長いという気はせず、むしろ「あっという間」だったって感じ。
京都御苑から歩いて高野川を少し上流に上っていくと、そこにも 美しい桜並木がある。俺サマは2004年の4月から半年ばかり エッセンに滞在してたけど、その直前の3月の今頃も桜が満開で、 高野川の桜を観てまわったことを思い出した。あれから9年が経ち、 その間もやはり実に色々なことがあったのだが、これもまた一瞬 という気がする。
京都府立医大のあたりまで歩いて、そこからバスと地下鉄を乗り継いで 山科に戻り、ラクト山科のマクドナルドでカフェラッテで一息つく。 帰宅後、夕食を挟んで、また少し数学。
2013年3月29日(金)
<<午後は街に出てみた>>
午前中は自宅にて数学。昼頃、最近学科内で揉めている件について、
ちょっと思いついたコメント書いて、数名の同僚にメールで送る。
それから街に出て、久々に丸亀製麺河原町三条店にて昼食の後、 上島珈琲寺町通り店に籠って夕方頃まで数学。例の数学オバサンが 来ていて、数式を書いたレポート用紙をテーブルに置いたまま、 居眠りしていた。
夕方頃店を出てJEUGIA三条本店へ。 シェーンベルクの初期作品のピアノ三重奏編曲版のCDが出ていて、 ちょっといいかな、と。別のCDでやはりシェーンベルクの「浄められた夜」 の弦楽四重奏版と他の作曲家のイタリアなんとかという、これまた俺サマ好みの 短い曲が1曲入ってたが、俺サマが「お化け屋敷のBGMみたいだ」とこき下ろして いるベルクの曲も何曲か入ってるところが気に入らない。どっちにしようかなあ、 と迷った時には、経過観察ということで、どっちも買わないというケチな 俺サマであった。
それで、久々にAngers河原町三条本店を偵察してから、 大丸ラクト山科店で赤ワインを1本買って帰宅。夕食後、 夜はまた少し数学。
2013年3月28日(木)
<<朝から夕方まで蟄居>>
昨夜は、学科で今揉めている件で色々考えて同僚たちにメールを
出したりしたこともあって、なかなか寝付けずに困った。
頭の中の普段使わない部分を急に使ったりして、
オーバーヒートしてしまったようだ。
朝から夕方まで自宅に籠り、野暮用、数学、そして大学の用事で 学科の同僚らとメールのやりとり。メールに意外に時間を取られ、 一日何も予定の無い日だった割には、数学の方は思うように進まず。
俺サマ的にはとうの昔に決着がついている単純な事を、 ああでもない、こうでもないと、ことさら面倒な話に持って いきたがる人たちに付き合ったり、説得したりするのは、 いささか大変である。まあ、 「それに比べれば、数学なんて簡単なもんだな♪」 とプラス思考で受け止めておくことにしよう。
夜はラクトスポーツプラザへ。その前にラクト山科のレストラン階 で夕食。スポーツプラザでは、骨盤矯正ヨガと有酸素運動。
2013年3月27日(水)
<<卒研説明会瞬時に終了>>
午前中は自宅にて野暮用とすこしだけ数学。昼頃に自宅を出て、
山科駅前Sbuxで昼食の後、13時半からの卒研説明会の
ために出勤。
説明会は4名を対象にしていて、今日がちょうど成績発表と 新学期のガイダンスの日なので、呼び出しを掛けた。しかし 色々あって、2名は欠席。そして俺サマが13時10分頃に 大学に到着したところで2名の学生が俺サマを待ち構えていて、 うち1名が就活か何かで、急に13時半に大学を発たねばならないとか 言う。
「それでは」ということですぐにガイダンス開始。まあ、 3回生後期科目の履修状況とか、代数の予備知識とか、 就活の状況とか、色々学生に聞きたかったのだが、 必要最小限のことならそんなに時間はかからず。もう1人の学生 は時間に余裕があるとのことだったが、まあ、一人だけ居残りさせる のもどうかと思って、13時25分 にはガイダンス終了。
それで大学に用は無くなったので、帰ろうかと思ったが、 たった10分か15分のために出勤したというのも何だなと 思って、昨日の新旧学部長との会談の件で何やらブツブツ言って いる現学科長の話でも聞こうかと思って訪ねたが、彼もまた 卒研ガイダンスをやっていた。俺サマは10分で終わったのに、 学科長は何時間ガイダンスやってんだよう!?とプリプリ しながら、しょうがないので研究室から卒研の学生に連絡メール を出してから大学を発つ。
山科区のスーパーで買い物をしてから帰宅。 帰宅後、夕食を挟んで数学。夜は現学科長が、昨日の新旧学部 長との会談の件で何やらブツブツとメールを出してきたので、 ゴタゴタとした返事を書いて送っておく。
それ以外に、学生からもメールが来て、「先生はこの手の話 はすべて断っていると風の便りに聞きましたが」と断った上で、 もし気が向いたら数学研究会という学生サークルの新歓コンパに 来てもらえないかみたいなことが書いてあった。数学研究会からの お誘いは初めてで、「苦節ん十年!やっとお声が掛ったか!」と 光栄ではあるけど、、、まあ、行かんだろうなと思う。
2013年3月26日(火)
<<最後の教授会>>
午前中は自宅で少しだけ数学の後、大丸ラクト山科店で昼食用のパンを
買って昼過ぎに出勤。研究室でしばし数学をしながら電話連絡を待つ。
14時過ぎに電話があり、執行部室の小さな会議室に呼び出される。 今日は新旧学部長間で数理科学科の或る「年来の懸案」について引き継ぎを する日。元々は現学部長、新学部長、数理科学科現学科長と新学科長だけの 会合だったのだが、俺サマも4月から副学科長だし、云々かんぬんで、 「お前も一応顔を出せ」と。
会合の後、再び研究室に戻ってしばし数学。16時半から教授会。 30分ちょっとの短い会議だったが、現学部長にとっては6年間の任期の 最後の教授会。最後に学部長の立派な挨拶を聞かせて頂いて、皆で拍手をして 終わる。
会議の後、すぐに帰宅し、夜は少し数学。深夜は、今日の最初会合に 関して、同僚とメールのやりとりを少し。
2013年3月25日(月)
<<ZUMBA2年>>
午前中は自宅にて数学。昼頃自宅を出て、山科区内で昼食の後、出勤。
14時から16時前まで「複素代数幾何学」のゼミ。今日はコーシ―の 積分公式とその応用の正則関数の冪級数展開の部分を終える。俺サマは講義 や研究では解析の細かい議論に触れることが少ないので、結構色々忘れている。 その意味で今日は非常に良い勉強になった。次回は冪級数の細かい話と一致の定理 をやるので、益々俺サマ的には馬鹿治療ができそうなので、今から楽しみだ。
今日で春休み期間のプレ卒研は終わり、新学期の卒研ゼミまでしばし休止。 そういえば大学は卒業式も謝恩会も済んで、新入生を迎える準備に入っている。
ゼミの後、図書館にちょっと寄ってからすぐに帰宅。ちょっとだけ数学 の後、夕食、そしてラクトスポーツプラザへ。今日は楽しいZUMBAと 筋トレ。ZUMBAや骨盤矯正ヨガも、かれこれ2年続けた。元々は、 オスナブリュックに半年滞在してた頃、よく歩いたものの、体が 硬くなった上に激太りして帰ってきたので、「何とかしなければ」と思って 始めたもの。
ラクトから帰宅後、ほんの少しだけ数学。
2013年3月24日(日)
<<電子ピアノはお好き?>>
午前中は京都新聞日曜版の2つのパズルと野暮用、その後数学。昼食も
自宅で済ませ、午後は大学の用事で書類作成の作業をシコシコと。
書類をメールで送ってから街に出る。
丸亀製麺が京都市役所の向いの本能寺会館の1階にもできるらしく、 仕上げの工事が急ピッチで進められているようだった。河原町三条 店はそのままみたいだから、なかなか繁盛しているな。俺サマは流石に ちょっと飽きてきたけど、まだまだ食べに行くことだろう。
それからJEUGIA河原町三条本店を偵察飛行。中学時代の 友人に進められたブラームスのCDをチェック。なるほど、なかなか 宜しい。しかし、3000円とちょっと高めだし、先日ピリシュのCD 買ったばかりだし、それに何よりもジャケットに写ってる演奏者が 日本の某数学者にそっくりで、CD聴くたびにその数学者がヴァイオリン 弾いてる姿が脳裏に浮かぶのかと思うと急に元気が無くなってきて、 今日のところはパス。いや、別にその数学者が個人的に嫌いというので はなくて、一般的に数学者という人種が嫌いというだけなんだけど。
あと、フランスのクラリネット奏者ポール・メイエが 管楽器のアンサンブルの指揮をして、フランスものを演奏するという CDがちょっと目をひいた。演奏家として偉くなると指揮者をやりたがる 人は結構いて、メイエもそうなってたことは前から知ってたが、 最近は内田光子も指揮をやってるそうだ。
メイエ指揮のCDもなかなか良かったが、数年前に色々あって、 俺サマの中では管楽器の音楽は封印状態なので、とりあえずこのCDも パス。
ついでに楽器売り場に行ったら、なぜか店員が「このピアノ、 すごく賢いんですよ」と電子ピアノの説明をしてきた。何でも 自分で作曲・編曲が自由にできて、それを楽譜に落としてくれて、 自動演奏しながら画面で今楽譜の何処の音を出しているか 表示してくれるらしい。
なるほど。しかし俺サマレベルの人間だと、まず楽譜が読めるように なることが第一だ。ピアノの鍵盤を叩いた時、それが五線譜のどこの どういう音なのかをリアルタイムで画面表示してくれるのがあれば いいな。
最後に店員さんが「ピアノとか弾かれますか?」と聞いてくるので 「いえ、全然」と。だから、そういうことは最初に聞いてから、営業 するかどうか考えてよね。でも、俺サマとしては面白い話が聞けたので 「どうも有難う」とお礼を言ってその場から退散。
JEUGIAを出て、河原町の文具店壺中堂をちょっと冷やかして、 全面建て替えになるBALを出て朝日会館に移ったジュンク堂書店を 偵察飛行。学生時代の同級生が書いた、ちょっと「いいな」と思った 数学書があったけど、なかなか高価だし年度末で予算が無いので、 今日のところは見送り。
地下鉄で山科に移動し、大丸ラクト山科店で、昨日見切り品値引き 販売になっていた市田柿が売り切れていることを確認してから帰宅。 夕食の後、夜はまた少し数学l
2013年3月23日(土)
<<数学は愛!?>>
今日も午後に山科駅前まで散歩して、Sbuxで昼食&数学し、帰りに
大丸ラクト山科店でワインを1本と賞味期限が迫った市田柿の安売りを
1つ買ってきた以外は、自宅でしこしこと野暮用と数学。ああ、春休みも
あと2週間で終わりかと思うと、益々焦ってしまうな。いや、何度でも
自分に言い聞かせてるんだけど、「焦ってもしょうがない」と。
そういえば、散歩の時に、路上で学科の同僚に会ったな。 何だか知らないけど、浮かない顔して自転車に乗ってた。 彼は自転車に乗る練習をしてて、おっかなびっくり状態だったのかも 知れないし、あるいは、俺サマが「嗚呼、大学以外のところで同僚に会っち まったぜ!」と最高に憂鬱そうな顔をした(んだろうと思う、知らないけど) からかも知れない。
ところで、先日「マリア・ジョアン・ピリシュに似た数論幾何学の大先生」 みたいなことを書いた手前、昨夜遅く本人の最近の様子を極秘調査して みた。写真もあったけど、、、うーむ、あんまり似てないなあ。 俺サマの印象としては、もうちょっと若い頃のピリシュと大先生は、 互いに雰囲気が似てると思ったのだけど、今はかなり違ってきてる。
で、大先生、「数学は愛!だ」みたいなことを言ってるらしい。うーん、 俺サマにはよくわからん。日本の偉い数学者でも、「数学は音楽だ」とか 「数学は生命の燃焼だ」とか色々なこと言う人が居るし、 先日の卒業式の時も、学科長が「皆さんは大学の4年間で数学の 何たるかを少しでも理解できたでしょうか?」みたいなすごい挨拶をして、 もうちょっと比喩でない話をしてたな。
俺サマはどうも「数学とは何か?」という類の話は苦手である。 馬鹿の俺サマにとって、その問題は大きすぎる。 敢えて言えば「数学とは何か?それは、俺サマの天敵たちが絞り出した 純金のウンコである」と。勿論「俺サマの天敵」とは、数学者のことだけど。 いや、数学者でない俺サマも、ほんのちょっぴりだけど 「純金(もどき)のウンコ」はしてるけどね。
2013年3月22日(金)
<<ニトリで再会>>
午前中は自宅で数学。昨日数理研で眺めてきた文献は、Ritsの図書館
にVPN接続してダウンロードできることが分かった。何かそういうこと
が出来そうな気がして、昨日は数理研でゼロックスコピーを取るのを
控えたのだが、それは正解だった。
午後は山科駅前まで散歩に出て、Sbuxで昼食。それからラクト山科の ニトリでCD収納ケースなどの雑貨を購入。ニトリの店員さんで、見覚えの ある人が居るなと思ったら、数年前に突然閉店したイタリア料理店の 山科店で働いていたことのある人だった。まあ、向うは俺サマのことなど 知らないはずだから、別に挨拶とかはしなかったけど。
そういえば、耐震補強工事前に山科駅の蕎麦屋で働いていたパートの おばちゃん達は何処に行ったのか?と思っていたら、1、2年前だか 街でふとすれ違った覚えがある。まあ、それだけのことだけど。他にも、 10年ほど前に近所の医院で働いていた俺サマよりちょっと年上 の薬剤師の女性を、数カ月前に地下鉄山科駅で2度ほど見掛けた。
俺サマは、山科区内の某薬局で時々見掛ける薬剤師の女性が、 学生時代に同じ下宿の別棟に住んでいた、1つ2つ年上の薬大生のなれの果て ではないか?と睨んでいるが、ごくたまにしか店に 居ないので、確認作業は進んでいない。
まあ、山科近辺で働いていたりする人の多くは、山科近辺に住んでるわけだから、 街でひょっこり出会ってもおかしくない。しかし、ラクトスポーツプラザに通って いる常連のような人を街で見かけることも少なくないが、スポーツプラザの インストラクターの人たちは、車で遠い所からやってくる人が多い。 それで生活している人は、京阪神滋賀方面のスポーツクラブのレッスンを いくつか掛け持ちして、あちこち走り回っているらしく、それはそれでな かなか大変な勤務状況だと思う。
夕方近くに帰宅し、夕食を挟んでしばし数学。
2013年3月21日(木)
<<数理研に文献を見に行く>>
午前中は自宅で数学。午後は京大へ。まずは久々の
新福菜館百万遍店でガッツり昼食。
そういえば京大で開かれている数学会の会場に、京大近辺の飲食店 の案内図のコピーが置かれていたが、新福菜館は出てなかった。 俺サマは数学者じゃないので理由は分からないが、数学者というのは 何故か新福菜館には寄りつかないものである。だからこそ俺サマの サンクチュアリというか、京大近辺に来たときも、半径5メートル以内に 数学者を寄せ付けずに心安らかに昼食が取れるというわけだ。
昼食の後、京大数理研へ。 これまた久々の数理研猫の表敬訪問。猫は1階外階段脇の 喫煙コーナーにあるソファーに寝そべり、電気ストーブ を点けてもらってぬくぬくと昼寝をしていた。俺サマが 肉球をいじろうが、耳に指を突っ込んでやろうが、 顔の皮を引っ張ってブニョーンと 変な顔にしてやろうが、知らん顔して寝ていた。
それから図書室で前から見てみたかった文献を調べたが、 100ページ近い大部だし、見慣れない記号がテンコ盛りだったしで、 「これはアカンわ」と思って今日のところは退散。
数理研のある北白川キャンパスを出て、 数学会が開かれている吉田キャンパスの方に行ってみた。 専門書の展示販売を丹念に見て回ったけれど、やはり 今回は特に買いたいものはなかった。 それでアンチュチュの図書室でしばし数学でもと 思って行ってみたが、今日はフランスから呼び寄せた 一流演奏家達による集中公開レッスン講座の関係で、 図書館は閉鎖されていた。
確か3月の終わりに、 フランス人講師たちによるコンサートが御所の近くの アルティで開かれるはず。俺サマも数年前に 喜び勇んで聴きに行ったが、全席自由席で 立ち見状態。しかも公開レッスンの受講生 たちは体育座りで通路を埋め尽くすという大変な 状態だった。それに懲りて、もう行かないことにした。 俺サマは行列してまでレストランに入りたいとは思わないし、 身動き取れないほどの立ち見でコンサートを聴きたいとは 思わない。
アンチュチュにも居場所がないと分かり、そろそろ耐震化工事が終わって 新装オープンするはずの京大ルネを偵察。4月1日 から全面オープンらしいが、今日の段階では 新学期の教科書販売だけが行われていた。
ルネはすぐに退散して、百万遍からバスに乗り、 ラクト山科経由で帰宅。しばし数学の後、夕食。 それからラクトスポーツプラザへ。今日は久々の 骨盤矯正ヨガと有酸素運動。ふたたび帰宅し、 しばし数学。
2013年3月20日(水)
<<卒業式と数学会>>
今日は卒業式。10時過ぎに出勤し、研究室でしばし数学の後、
11時過ぎから1時間程度、学科別学位授与式。これは主に学科長
が仕切るのだが、式の最後に「それでは各先生から卒業生の皆さんに
一言ご挨拶をお願いします」という運びになることもある。
(旧)情報学科だと毎年そうだったけど、数理科学科は年度 によって、つまりその年の学科長のその時々の気分によって、そう なったりならなかったりするところがいかにも数学者の集団って感 じがしないでもない。今年は「各先生からの一言」指示はなし。
まあ、「特に改まって言うことはありません。それでは皆さん、 ご機嫌よう」だけでは愛想がないかと思い、一応その時に備えて、 朝の電車の中で何を言うか必死に考えておいた。 「今日で学生時代のことは全部忘れて、気分を切り替えて 明日からゼロから再出発するぐらいの気持ちで行った方が楽しいよ。 学生時代のことを忘れようと思っても、既に身に着いてしまっている ものがあるはずだし、それが君たちがこれから生きていく上での 財産になるかも知れないし足かせになるかも知れない。でも、それを 財産として生かせるように、せいぜい知恵を働かせて頑張ってくれ。 それでは皆さん、ご機嫌よう」とでも言おうか、と。
人生、何かを積み上げて、ひたすら高みに昇っていくことが 醍醐味という考え方もあるので、節目節目に振り出しに戻って ゼロから再出発する俺サマのやり方が本当に良いのかという話もあ る。でも、まあ、こういう時は個人的見解を無責任に言い放って おけば良いんだろうし。
式の後、ただちに立ち去ろうとしたのだけど、数名の卒研生たちに呼びと められて記念写真を撮られたり、「先生、謝恩会来られるんですか?」 とも聞かれた(勿論行かないけど)。まあ、なかなか卒業式の学校の先生 らしいイイ雰囲気ではあった。俺サマは毎年同じように学生に接している 積もりだが、実際はそうでもないかも知れず、そのせいか卒業式にこんな 感じになる年とならない年がある。
「それでは皆さん、ご機嫌よう」と卒研生たちに別れを告げて すぐに山科に戻り、Sbuxで昼食の後、帰宅。 年に1度しか着ないスーツ(学科長の年は入学式の日にも着る) を普段着に気替え、京大へ。今日から土曜日まで数学会の年会。 しかし俺サマが聞きたい講演は、今日の午前と夕方だけ。 午前は卒業式で聞き逃したので、専門書の展示販売を見て回った後、 夕方の講演を1つ聞いて帰宅。夜は少し数学。
2013年3月18日(月)
<<久々の五右衛門>>
この写真を見て「いやはや、あの有名な数論幾何学の大先生、最近、こんな風に
なっちゃったの?!」と思ったそこの貴方、「その筋」の方のようですが、
「その筋」以外の部分でも趣味が合いそうですね。もしフェースブックをやっていたら、
ぜひ私にその大先生の名前をメッセージに
添えて友達リクエストをお送りください。お待ちしております。
私のフェースブックは原則
「数学者お断り」ですが、ずばり大先生の名前を正解
された方は例外扱いの線で前向きに検討させていただきますので。
これは本日購入した、マリア・ジョアン・ビレシュのシューベルト・ピアノソナタ 16番と21番。ピレシュのCDを買うのは初めて。何と申しましょうか、この ずしりとした安定感が胸にドンと来ます。シューベルトって儚げに瑞々しいところが ウリだと勝手に思ってたけど、内田光子やビレシュのCDを聴くと、ちょっと違った 印象がして面白い。
最近はバッハとか、バロックを聴くことが多かったが、元々俺サマは バロック、古典派、ロマン派、近代と節操無く色々聴く。ただ同じ時期には、 同じ傾向のものばかりずうっと聴く傾向はある。計算機屋から数学に転向した 当初は狂ったようにシューベルトばかり聴いてたし。
ちなみに、日本では「ピリス」と呼ばれていて、俺サマもそうだと思ってたが、 Wikipediaを見たら「ビリシュ」が原語に近いと書いてあって、まあ、Wikipediaも あてにならんけど、そうかもしれないなと思って「ピリシュ」と書いた次第。
本日午前中は自宅で数学。昼過ぎに久しぶりに街に出て、これまたかなり久しぶりに Zest御池の五右衛門のスパゲティーで昼食。その後、上島珈琲寺町通店に籠って 数学。
俺サマの隣には70代ぐらいの太ったオジサンが居て、何やらパワーポイント のプレゼン原稿の縮小コピーにチェックを入れたり、手帳を眺めてたりしたようだが、 俺サマが着席した頃から暇になったらしく、ひたすら鼻毛を抜いたり、居眠りするフリを したり、また目を覚まして鼻毛を抜いたりということを繰り返していた。
ある世代より上のオジサンは、暇になると鼻毛を抜いたり鼻くそをほじくったり する習性が認められるが、それは彼らが幼少の頃は娯楽が少なく、 「暇な時は鼻くそでもほじくってなければ間がもたな」かったのでそういう習性 が身に着いたのかも知れない。あるいは、年を取って何もすることが なくなったから、鼻毛でも抜いてないと間が持たないからかも知れない。
鼻毛オヤジは10分程度鼻毛抜きと居眠りのフリを繰り返した後、帰って行った。
そのひとつ向うには、50代後半ぐらいの女性二人がお喋りをしていた。 俺サマが来た時には、既にテーブルの上のコーヒーは空になってた ようだが、途中順番にトイレに行ったり、水をもらいに行ったりしながらも延々と お喋りが続き、俺サマが2時間ぐらい居ていよいよ帰る時もまだ居座っている 様子だった。
その後俺サマがJEUGIA三条本店を偵察飛行してCDを買ったりして、 1時間ぐらいしてまた上島珈琲の前を通った時にちょっと覗いてみたのだが、 彼女たちはまだ居た。すなわち、確認されているだけでも3時間は店にいて、 たぶんそれより前から店に居るし、まだまだ帰りそうな雰囲気ではなかったから、 コーヒー一杯で最低4時間は粘ったのだろう。
この店は全般的に客の回転が早いのだが、時々中年女性2人組が コーヒー一杯で数時間粘るという現象が確認される。
帰宅して夕食の後、夜もまた少し数学。
2013年3月18日(月)
<<30年近い昔に流行った曲>>
午前中は自宅で少し数学。それから出勤態勢に入り、途中、山科区内で適当に
昼食。大学の到着して、郵便ポストを確認し、遠い事務室に行って某書類を提出。
その後、14時から15時半過ぎまでプレ卒研ゼミ。今日は正則関数とコーシ―・
リーマンの関係式、コーシ―の定理まで終わる。次回はコーシ―の積分公式から。
ゼミの後、図書館でセール全集をひっくり返して、少し調べものをした後、大学を
発つ。帰宅して早目の夕食の後、ラクトスポーツプラザへ。最初の1時間で
ストレッチと筋トレを終え、その後45分間の楽しいZUMBA.そして早目に
帰宅し、しばし数学。
ZUMBAに使われる音楽が少し新しくなったが、その中に30年ぐらい前 に流行ったアメリカのポップスがあった。当時、深夜テレビでアメリカンポップス・ カウントダウンみたいなのがあって、かなり長く上位ランキングされていた。 当時の俺サマはジャズが好きだったので、ポップスは適当に聞き流していただけ。 だから、曲名も歌っている人もよく覚えていない。WAMという2人組のお兄ちゃんが 歌ってたような気もするが、違うかも知れない。いずれにせよ、ZUMBAの インストラクターのお姉さんが生まれる前に流行った曲だと思う。
その曲を誰かがカバーして歌っているようだけど、何だかテンポやリズムが 原曲と違う。原曲の流れるような疾走感が無くなって、何だかゴタゴタした感じ である。まあ、曲がそんな感じになってしまってるから、しょうがないのだけど、 その曲の振り付けが、そのゴタゴタ感を忠実に表した感じになっていて、 どうにもこうにも変な感じ。「それ、違うだろう!」と言いたくなる。
元の曲を捜してきて、「先生、この原曲で振り付け、考えてください!」と 言いたいところだけど、楽曲の著作権だか何だかがあって、インストラクター が勝手に自分の好きな曲を使うわけにはいかないそうである。
それにしても、街を彷徨っていて耳に入ってくるBGMの中には、 俺サマが10代20代の頃に流行ったものが結構多い。何もビートルズに 限らず、色々な曲が聞こえてくる。当時を知らない若い人が 気に入って使っているのなら立派に古典だが、俺サマやそれ以上の世代の 年寄りが、昔を懐かしんで懐メロとしてBGMに採用していることも考えられる。 古典に分類するのは、俺サマ世代が皆クタばった後になるだろうな。
2013年3月17日(日)
<<ほぼ終日蟄居>>
午前中は、京都新聞日曜版の2つのパズルをあっさり片付け、
その後は、夕方頃に散歩がてらに山科区内に買い物に出た以外は、自宅で
野暮用をしたり数学をしたり居眠りをしたりFBで遊んだりといった
一日。3月ももう後半にさしかかったので、ますます焦ってしまうなあ。
って、焦ってもしょうがないんだけど。
3月前半は出張したり友人と飲んだりと、色々イベントがあった けれど、後半は京大で数学会が開かれるからちょっと覗いてこようか というぐらい。あとは学生とゼミをしたり、会議に出たり、卒業式に ちょっとだけ顔を出したりという用事があるぐらい。語学学校も しばらく春休み状態だし。この2週間ぐらいで、何とか今の作業に 目途をつけたいものだ。
昨日は「自分探しの旅」で、会社員時代の思い出をたどったり してたので、そのついでにその会社のホームページを覗いてみた。 そしたら俺サマが居た20年前とは全然違う事業内容になっていて、 もう、「何をやっている会社なんだか俺サマにはよくわかんない!」 って感じ。業界の先頭を突っ走るような派手な会社ではないけど、 120年以上も潰れずに続いているのだから、タダものではないはず。 どこが凄いのかというと、たぶん20年でがらりと事業内容を 変えてしまえる融通無碍なところかな、と思った次第。
2013年3月16日(土)
<<芝浦、蕨、川口を偵察>>
8時過ぎにホテル(が契約しているファミリーレストラン)で
朝食。洋食と和食が選べ、俺サマは洋食にしたのだが、
ドリンクバー付きでコーヒーやジュース、お茶などは
あるのだが、牛乳が無いのは経費節減のためか。
隣のテーブルでは、朝っぱらからフライドポテトをつまみに ビール飲んでる、やや風体の怪しい若い男2を相手に、少し年上 と思われる太った男が、仕事の心構えみたいな話や体験談などを 延々としていた。何でもいいけど、俺サマは、朝からビール飲むのは 定年退職したお父さんのすることかと思ってたけど。
9時過ぎにホテルをチェックアウトし、田町に向かう。 ここは俺サマが1991年8月まで勤めていた沖電気芝浦事業所 があった所で、その後どうなったのだろう?と偵察飛行。 昔の面影を残す建物は一部残っていたけど、 俺サマがいた研究所の建物を含めて一区画が丸ごと売却されて、 高層マンションに変わっていた。
それから京浜東北線で蕨に向かい、1983年から1988年まで 住んでいた独身寮やその隣の社宅の跡を偵察。これらは全て取り壊され、 沖電気の事業所に変わっていた。俺サマが会社をやめる直前に、蕨事業所 が作られたが、今は芝浦やその他の開発部門は全て蕨に集約された模様。 蕨に住んでた時にちょくちょく行った洋食店で昼食の後、川口に向かう。
独身寮を出てからの俺サマは、埼玉県内を転々としていたが、京都に 越してくる直前は川口市に住んでいた。ということで、ついでに川口 も偵察飛行。実は数年前に埼玉大学で学会があったときに川口に泊って、 ついでに昔住んでたマンションや、その近所を偵察したことがあったが、 その後の変化を確認した。
川口駅のコーヒーショップで一休みして、今回の自分探しの旅は終了。 東京に戻る。帰りの新幹線では爆睡。18時前に無事帰宅。