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2013年9月30日(月)
<<嗚呼!新福菜館百万遍店炎上す!?>>
午前中は山科区内のスーパーやホームセンターを回って買い出し。 それから百万遍に繰り出す。と、火事があったようで、消防車が 10台ぐらいと、それに関係した車両が数台、今出川通りの北側にずらりと 並び、ものものしい雰囲気になっていた。火事は既に消しとめられて、 現場検証をやっているようだった。

「どこかの飲食店で火事があったのかな?インド料理店?それとも揚げ物 定食屋さん?まさか、俺サマ御用達新福菜館百万遍店なんてことはないだろうな」 とか思いながら、とりあえず京大ルネの生協食堂でダイエットメニュー の昼食。

昼食後、京大数理研に向かう。今出川通りの北側は消防の現場検証 が続いていて通行止めなので、南側の京大キャンパス沿いを進んでいくと、、、 まさかの「ま」が起こっていた。つまり、炎上したのは俺サマ御用達 の新福菜館百万遍店。後で京都新聞の夕刊で知ったのだが、たまたま客の 居ない時間帯で店の人も素早く避難したので、けが人は出なかった模様。

まあ、新福菜館はいくつか支店があるから、他に行けばいいのだけど、 百万遍店は俺サマが熱狂的に贔屓にしていた店だけに、大変ショックだ。 台風18号による崖崩れで運行を中止していた京阪京津線が、今日から 開通して「めでたいことだ」と思っていた矢先にこの炎上である。 思わずため息が出てしまう。

衝撃を胸に秘めて数理研へ。数理研猫は散歩に出ているのか、不在。 図書室に籠って夕方まで数学。鼻息小僧も来ていて、例によって 元気に深呼吸をしていた。そういう俺サマも、ふと気づくと 同じように深呼吸をしてたのは、炎上ショックのせい?!

帰りに猫の所に寄ろうとしたが、喫煙所に誰か人が居たのでパスして そのまま帰る。

今出川通りでは、まだ消防の現場検証が続いていたが、通行止めは解除 されていた。店の前を通ると、店長が呆然と店の前に立っていて、消防の人に 「ちょっと店の中に入っていいですか?」と聞いていた。それに対して、 入っても良いが、頭上から物が落ちてくる危険があるから、頭を保護する 措置が必要だというようなことを消防の人が答えていた。俺サマは 「店長!頑張って、また店を再開してくれよ!」と胸の内で言って その場を通り過ぎた。

帰宅して野暮用の後、夕食。そして夜はラクトスポーツプラザ。 今日は楽しいZUMBAと筋トレ。追加有酸素運動もすこし。

2013年9月29日(日)
<<久々に某所コンサートを聴きに行く>>
午前中は京都新聞日曜版の2つのパズルを速攻攻略して、しばし数学。 午後は京都市内某所で開かれた仲間内に小さなコンサートに出かける。 まだ30代前半ぐらいの若いピアニストだが、向うの音大に留学した後、 今もヨーロッパで活躍中とあって、大変レベルの高い演奏を聴かせてもらった。 どのぐらいレベルが高いかというと、俺サマが以前から知ってるいくつかの曲を 「こんなにいい曲だったのか!?」と再認識してしまうような素晴らしい演奏 だった。

こういう演奏を聴いていると、才能の違いというのはやっぱりあるんだろうな という気がしてくる。数学でも同じ問題を突っついてながら、どんどん深い認識に 達して良い発見ができる人と、いつまで経っても上っ面を撫でまわす程度のことしか できない(俺サマのような)人が居るわけで、そういう違いはどうしようもない。 と、いうか、各自只々鋭意努力して、自分できることを精一杯やるしかないという 思いを新たにする。

今回の数学会でも研究発表していた某偉い先生は、学生向けのあるインタビュー に答えて、「世界の一流数学者に負けないように頑張るんだ!」なんて調子で 張りつめていたら、数学者としてデビューする前に潰れてしまう。他人と比べたり せずに、自分の興味や疑問を大事にしながら、コツコツと努力を重ねることが大事だ、 みたいなことを書いていたけど、なるほどそうなんだろうなと思う。

俺サマなどは、さしずめ、数学者を見るたびに「どうせこいつも俺サマのことを 馬鹿だと思ってるんだろう」みたいなことを考え過ぎると、潰れてしまいかねないな。 勿論「でも、お前は最初から潰れてるじゃん」という突っ込みは 「五月蠅い、大きなお世話だ!」と瞬殺却下する。

コンサートの後、上島珈琲寺町通り店でひと息いれてしばし数学。それから JEUGIA河原町三条本店もちょっと偵察してから、大丸ラクト山科店で 今月のおススメ赤ワインを1本買って帰宅。夕食の後、またすこし数学。

ところで、加齢臭というのはオジサンばかりではなく女性でもある と言われているが、今日初めて加齢臭のキツい女性のサンプルを発見して、 ちょっと感動した。最初は女装趣味のオジサンではないかと思ったが、 しばし観察した結果、たぶん女性だろうとの結論に達した。 どこで発見したのかは、秘密。

2013年9月28日(土)
<<仏・独語の日再び>>
アンチュチュの日。早起きして授業開始30分前にアンチュチュへ。 10時から12時半までフランス語の授業を受ける。今日は夏学期 最終日。来週はお休みで、再来週から秋学期が始まる。

昼食は久々に新福菜館。その後、アンチュチュの図書室に戻って、 今日の授業の復習。それから夕方のドイツ語の予習を兼ねて、 「異邦人」を仏独辞典を使って読む。この夏休み中に「異邦人」 を読み終える予定だったけど、3分の1の60ページぐらい残してしまった。

16時40分から18時10分頃まで、寺子屋でドイツ語の授業を 受ける。今日が秋セミナーの1回目。新しい受講生として、ドイツ の大学を卒業し言語学を専攻したという人が来ていた。今秋、日本 の大学院の入試を受けるそうだ。寺子屋上級クラスには、色々な 人が去来したけれど、俺サマが一番の古株になってしまった。

クラスメートと途中まで一緒に帰りながら、 語学というのは、これからそれを道具として使って一旗揚げようという 野心に燃えているとか、何かそういう強いモチベーションが ないとなかなか上達しないものだというような世間話を した。

俺サマも一応、今度サバティカルが取れたらフランスの研究機関へ、 などという野望を抱いてフランス語を勉強しているのだから、 例えば、街で写生していて、道行く人々にぱらぱらっと何か声を掛けら れたときに、さっと何か返事できて、テレビのニュースで聞き捨てならない ことを言ってる時に聞き逃すことなく、街で出くわすさまざまな張り紙 や標識(立ち入り禁止 etc.)の意味がわかって、買い物の時にどんな 商品が欲しいのかを店員さんに説明したり、店屋で不当な扱いを うけたときに「これは一体どういうことかね?」と食い下がる ことができる程度の語学は必要か、と。

え?現地の研究者と数学の議論をするんじゃないのかって?まあ、 相手が馬鹿が大嫌いでもない、数学者としては例外的な人ならね。 でも、数学の議論なら英語だけで十分だし。

しかし、それよりも何よりも、専門の数学の方で馬鹿を直さない ことにはどうにもならないので、そっちの方の目処が立たない限り、、 闇雲にフランスに行くぞー!だけでは、ちと元気が出ないのである。

帰宅して夕食の後、しばし数学。

2013年9月27日(金)
<<松山から無事帰還>>
今日の数学会はいよいよ代数幾何学セッション。朝ホテルをチェックアウトして、 9時半から12時まで講演を聞く。それから大きな荷物をあらかじめJR松山駅の コインロッカーに預けておこうと、会場の愛媛大学の前から路面電車に乗る。 電車には、今日の午前中で帰ってしまう数学者も何人か乗っていた。 その中には何故か俺サマから逃げ隠れするような素振りの数学者も居たが、 珍しいこともあるものだ。

駅のコインロッカーに荷物を入れ、土産物売り場をさらっとチェックし、 帰り際に何を買うべきか一応の目処をつけてから、再び路面電車に乗って 会場に戻る。まずは生協食堂で昼食の後、専門書の展示販売所に行ってみたのだが、 どの書店も13時で営業終了して、東京に帰る準備をしていた。 2年前にトロントの研究集会に行った時の会議録が出てたので、やっぱり それを注文しようかと思ったのだが、まあ、後でネットで注文できるから、いいか、と。

それで大学博物館の隣のカフェで一休み。狭い店内に数学者がひしめいていてた。 俺サマの隣では、関数解析の2人組が、エントロピーがどうのという研究の 話や、今担当している科目の話をしていた。一人おいて向うの数学者は、一人黙々 と何やら計算してたりしてた。

午後のセッションは14時半頃から1時間程度。それを聞いてからすぐに 会場を発ってJR松山駅に向かい、16時半頃の特急列車に乗る。 もう1つ1時間ものの特別講演があったのだが、それを聞いていると 今日中に京都に帰るのが難しいことが判明したので、聞かずに切り上げることに したのだ。

出発前の駅の土産物売り場には、数学者がうようよしていたし、 松山始発の特急列車にも数学者が沢山乗り込んでたので、 少し気分がブルーになりかけていたが、今治あたり でどっと乗客が乗り込んできたりして、岡山に到着するころには 満員状態で数学者率はぐんと下がっていた。やはり、数学者の妖気も 薄めて流せば何とかなるものだ。

岡山から新幹線に乗り換えて、20時半頃京都に到着。 京都駅で夕食の後、21時半頃無事帰宅。

2013年9月26日(木)
<<道後温泉に浸かる>>
朝から学会会場へ。 午前中は、専門書の展示販売コーナーの書籍を、舐めるように注意深く再検討。 結局、研究用の本というよりは、どちらかと言えば卒研のテキストに使えそうな 代数幾何学の本を1冊注文した。高校数学の問題集の問題みたいなのを どんどん解きながら代数幾何学の基礎を学ぼうというもの。

それから会場の休憩室に行って、来週の講義の準備メモ作り。大体出来あがった ところで、友人から電話があり、生協食堂で落ちあって昼食。 はてな?馬鹿の高山に数学者の友人など居るのか?それが居たんですね。 学生時代の同級生で、外見も中身も俺サマが忌嫌っている「オジサンで、かつ、 数学者」そのものなんだが、「オジサン+数学者+嘘つき」という 「人間の屑ライン」には達していない。それに、学生時代からの付き合いなので、 若い頃の面影の記憶によって現在のおぞましい姿が脳内補正・修正され、 俺サマの目には、何とか正視に耐える姿に映っている。

俺サマもそいつも15時過ぎからの講演を聞きたいと思っていたのだが、 その時間までには2時間ほど余裕があるので、さっさと昼食を済ませて 速攻で道後温泉に浸かって来ようということになった。

平日の昼間とあって、道後温泉本館は結構すいていた。ひと風呂浴びて 浴衣に着替えて2階の座敷に上がってお茶と煎餅を食べてゆっくり、、、 というコースの時間は取れないので、1階の風呂だけざぶっと入って終わり という400円+(タオル石鹸セット)60円のコース。 ひと風呂浴びてサッパリして、温泉の 前の店でみかんジュース飲んで幸福のひととき。

その間、奴とは色々「密談」をして、数学業界の内部事情の内偵活動を続ける。 俺サマの業界情報の情報源は、たまにドイツの大学に滞在した時に、 (俺サマが馬鹿だと分かってて)お義理で相手してくれるホスト役の先生から 色々聞いたりする以外は、基本的にはその辺をさりげなく漂っている 間に耳に飛び込んでくる数学者たちの立ち話と、この男から聞く 話だけである。数学者たちはよくこういうことをやっているが、あれは一体 どういう積りなのか?式のことは、この男に聞く。しかし、どうも数学者に も色々なタイプが居るらしく、この男とは違うタイプの数学者のことは あまり分からない。

午後の講演を二人で聞いたあと、そいつは同業者と色々打合せをしてすぐに 帰るというので、そこで別れた。夕食までまだ時間があったので、もう1度だけ 専門書の展示販売所をさらっと見直して「もう買うものはない」ことを確認して、 ホテルに戻り、来週(か再来週)の演習の授業のプリントを作成する。

プリントを完成させてからホテルを出て、道後温泉街の某瀬戸内海料理 の店で夕食。この地方特有の鉄火丼のような鯛飯と鱧の唐揚げという、激ウマ ディナーと洒落込む。残念なことに、この店には数学会に参加している業界人 があちこちのテーブルに居たし、外国人数学者と一緒のグループの日本人数学者が 強烈な片仮名英語で話しているので、気分がどーんと地に落ちそうになった。 しかし料理が劇ウマだったので、何とか気持ちを持ち直した。

店を出てからは、温泉街をすこしぶらぶらしてみた。高校生の修学旅行生 が沢山来ていて、土産物店を物珍しそうに覗きこんでいた。女子高生たちは、 観光用の人力車が大好きらしく、あの時間帯にあの辺りを行き交う どの人力車を見ても、嬉しそうな顔をした女子高生が乗っていた。

温泉街の旅館に泊っている人は、浴衣に丹前、下駄という「温泉街の正装」 をばっちり決めてその辺をぶらぶらしているものである。ああ、向うからそういう オジサンがまた一人やってきたな、、、とふと見ると、学会にも参加している某偉 い大先生でした!

腹も膨れたし、夜の道後温泉街風情も堪能させてもらったし、そろそろ ホテルに戻ろうかと路面電車の駅に向かい、途中観光案内所にふと立ち寄って みたら、昼間は女の人が二人ばかり居るが、夜は夜勤のオジサンが パソコンで英会話講座を聞き流しながら、店番をしていた。

コンビニで明日の朝食のパンなどを買ってホテルに戻り、少し晩酌。 明日はいよいよ代数幾何学のセッション。今回の学会で整数論のセッションも 聞きたかったのだが、学科長会議の代理出席があって聞き逃してしまったのが、 ちょっと心残り。

2013年9月25日(水)
<<昼休みに道後温泉を偵察>>
数学会参加1日目。まずは専門書の展示販売をじっくり見て回る。 今回は常に手元に置いて読みたいと思うものが見当たらなかった。 それから講演をいくつか聞いた。

昼食は会場になっている愛媛大学生協で済ませる。午後は秋季賞の発表 と受賞記念講演で、会場は愛媛大学からやや離れた所らしいし、 今回の受賞者は俺サマの専門からはやや離れた分野らしいので、 結局パスすることにした。

計算機屋から数学に転向した直後は、数学の風景がどうなっているのか 全体像を知りたくて、代数幾何や可換環論とかけ離れた分野の話も 一所懸命聞くようにしてたけど、最近はそういうこともしなくなったな。 これは堕落か?それとも成熟か?まあ、馬鹿にとってはどっちでも大して 違わないから、いいか。

昼休みは電車を乗り継いで道後温泉を見学に行く。ここは温泉街の 構造上、何かのついでにちょっと立ち寄っただけの、俺サマのような人間は、 なかなか「ちょっとひと風呂浴びてこうか」という気にはなれない所だと 思う。しかし、俺サマと一緒に路面電車の「道後温泉駅」で降りた 出張サラリーマン風のオジサン二人組は、入場券を買って道後温泉本館に 入っていった。

俺サマはその辺の温泉街をぶらぶらしてからホテルに戻り、出張精算を したり明日と明後日に聞きたい講演をチェックしたり、帰りの電車の時間 を調べたり。

そうこうしているうちに夕方近くになったので、ホテルを出て路面電車 に乗り、市内を一周。松山市駅前というところはJR松山駅とは別のところで、 高島屋も入っていてなかなかの繁華街である。しばしそのあたりを偵察飛行 してから、再び路面電車で道後温泉に戻り、昼休みの偵察で目をつけて おいた店で夕食の後、また路面電車に乗ってホテルに戻る。

2013年9月24日(火)
<<松山なう>>
夕方から松山に出張するので、朝、近所の銀行で出張費を下ろし、支度をして から自宅を出る。大きな鞄はまず京都駅のコインロッカーに預けて から、昼前に大学に出勤。 今日は成績発表だかで、夏休み中なのに学生が 沢山来ていた。生協コンビニで昼食用のお握りなどを甲斐、研究室でコーヒーを入れて すこし早目の昼食をとりながら、9月上旬の大阪出張の報告書を書いたり、 午後の学科長会議の資料がメールで送られてきたので、それをiPadに取り込むべく、 WiFiが使える場所を捜して右往左往したり。10月下旬の城崎シンポの出張手続き をする時間は取れず。

13時から学科長の代理で学科長会議に出席。学科長会議の司会進行は学部長だが、 その学部長も最近ずっと出張続きで、副部長が代理司会。学部長や学科長をやって ても、どんどん研究出張できるというのは、いいことだ。会議は40分で終了。 それから速攻で大学を発つ。

14時26分南草津発の新快速で京都駅に14時43分頃到着。それから コインロッカーに預けていた荷物を取り出して、自販機で列車の切符を買い、 15時13分発ののぞみに乗り、16時18分に岡山着。岡山での乗り継ぎも スムーズで16時35分の予讃本線の特急にのって19時23分に松山に到着。

今日から始まっている数学会に明日から参加する予定。ホテルは会場の 愛媛大学のすぐ近くで、飲食店なども少なく道後温泉にも遠い殺風景なところ。 数学者が同宿しているかどうかは、明日の朝食の時にわかるはず。 朝は気分良く迎えたいおで、誰も居ないことを祈るばかりである。

大学は明後日から後期開講。俺サマの授業は水曜日なので、今回はなんとか 学会に出ることができたが、ちょっと曜日がずれてたらたぶん駄目だった。 9月の学会は地方国立大学で開かれることが多く、最近の地方国立大学は必ず 私学の後期開講1週目を狙い撃ちして学会を開くようになった。 そして文科省の指導により、 各学期第1週目の休講を伴う休講はまかりならぬことになっている。

つまり、露骨に私大の数学会員を排除している形になってるわけで、 俺サマなどは、何か私大に対して恨みでもあって喧嘩を売られているような 気がしてくる。 そこで、「地方国立大の数学者どもに『倍返し』だ!」と息巻きたいところだが、 肝心の私大の数学者たちが同調してくれないことには如何ともし難い。 そして、こういう時に何も文句を言わないのが数学者の習性で、 実際、誰も同調してくれない。別に同調してくれなくてもいいんだけど。

まあ、これは、数学者を見れば「おお!自分の仲間」と思う数学者達と、 「ふん。どうせこいつも俺サマのことを馬鹿だと思ってるんだろう」 と考える俺サマのメンタリティーの違いも関係していると思われる。

ちなみに、「ふん、どうせこいつも俺サマのことを馬鹿だと思ってるんだろう」 の続きとして「この野郎。俺サマがいつまでも馬鹿のままで収まってるとは思う なよ(いつかひと泡吹かせてやるからな)」というのがあって、そういうのが俺サマ が老体に鞭打って頑張る励みになっている。まあ、いくら励んでも馬鹿だから、 実際は馬鹿のままなんだけど。

兎に角、彼らの考えることは「ああ、今回は授業と学会がぶつかったから、 出張できない。しょうがない」「ああ、今学期は授業の曜日がうまくなってたから 出張できる。よかった」と、それだけである。そういういう学会日程の決め方 自体が何か変じゃないか?ということは考えないようである。 しかし、そんな調子で数学業界がうまく回ってるんだろうから、数学者でない 俺サマがとやかく言うことではないと思って黙ってるけどね。

同じく、数学者でもない俺サマがとやかく言うことでもないかと思うことは、 研究集会では講演者を全て招待講演だけにして、講演者は講演に先立って 「発表の機会を与えて下さいましたことに関して、主催者の皆さまに感謝します」 と礼を言わなければならないこと。これは日本に限らず、国際的ルールになっている ようである。

招待講演と言えば、俺サマは「貴方の素晴らしい研究成果についてぜひ 講演して頂きたい」と主催者が頭を下げてお願いし、発表者は「じゃあ、そこまで 言うなら講義してやってもいいぞ」と、多忙な中、色々スケジュールを調整して 講義してやるんだ、えっへん!というものを想像する。 別に威張り散らす必要はないし、例えば「料理の美味しいこの土地で開かれた 集会に呼んで頂いて、食いしんぼうの自分としては ラッキーだと思ってます」とか「私の研究に興味を持って頂いて、光栄に思います」 程度のお愛想ぐらいは言うかも知れないが、「発表の機会を与えて下さいまして」 云々などという仰々しくも卑屈なお礼など要らないと思うのだが。

どんな偉い先生でも異口同音にこういう仰々しいお礼を言うのは、 招待講演をお願いして皆で有難く拝聴するほどでもない講演も、 何かの思惑で無理に招待講演の形にしているからか。 実際、数学の研究集会というのは主催者の先生の大学院生の中で割合優秀な人の デビュー戦のような講演が混在しているのことが多いし。

まあ、これはこれで上手く機能してるみたいなので、数学者でもないし、偉い 先生の院生よりも馬鹿な俺サマが四の五の言うことではないかと思って、黙ってる。

ちなみに、今松山でやっている数学会は、一部を除いて招待講演ではなく、 誰でも研究発表を申し込めるし、「発表に機会を与えていただき、、、」などと 礼を言う必要もない。ただし、発表時間はせいぜい10分か15分程度だが。 俺サマも以前は意気揚々としてこういう場所で研究発表していたのだが、 最近は講演している最中に突然「お前ら、どうせ俺のこと馬鹿だと 思って聞いてるんだろう?!」とマイクのヴォリュームを最大にして 喚き散らしたい衝動に駆られるので、自分の研究成果は学会誌にこそっと発表するこ とにしている。

2013年9月23日(月)
<<彼岸の日はZUMBA!>>
秋分の日である。午前中は自宅で数学。午後は明日からの出張の準備を すこしやってから、山科駅方面に出る。ラクト山科に買い物に出るついでに、 山科駅の蕎麦屋で昼食。14時を過ぎているのに、狭い店内は なぜか年寄りたちで一杯だった。そうか、彼岸といえば普段は病院などに たむろしている年寄りたちが、大挙して街中に湧いて出てくるというのは、 俺サマが子供の頃からそうだったかも知れないな。

年寄りの多くは小さな孫を連れており、孫はすぐトイレに行きたがる。しかし この店はほとんど立ち食い蕎麦屋みたいな所なのでトイレなどなく、その ために、年寄りたちは子供をなだめすかして我慢させたり、 蕎麦と荷物を店に置いたまま、 どこかトイレのある場所を捜しに出たりしていた。

ちなみに、この店の近辺のトイレと言えば、駅の改札内か、Sbuxぐらいかな。 ラクトの地下はちょっと遠くなる。Sbuxは男女共用のトイレが1つしかなく、 祝日で満員御礼状態の今日は常時トイレはふさがっていて、前で誰かが待っている。 まあ、トイレはそのぐらい不便にしておかないと、客が長居するから、 わざとそうしてあるのだと思う。俺サマなども、トイレが空かないのに業を煮やし、 「じゃあ、もう店を出て外のトイレをさがそう」と切り上げることがしょっちょうあり、 この店の思う壺にはまっている。

田舎の駅だと、トイレを借りるだけだと駅員さんに断って、 ちょっと改札の中に入れてもらえることがあるが、JR山科駅でそれが 許されるかどうかは知らない。たぶん駅員はいい顔をしないのではないか。 しかし年寄りというのは流石に年の功というか、 それを強硬突破するぐらいのスキルは持ち合わせてるだろうから、 何とかなるのかも知れない。もし可能ならば、孫はJR山科駅のトイレに 連れていくのが、一番簡単な方法だと思う。

あっ、そういえばSbuxの2軒隣 のロッテリアってのがあるか。これについては俺サマとしては完全に "out of 眼中"なので、よくわからないが、案外穴場かも知れないな。

昼食の後、隣の山科駅前Sbuxへ。明日の夕方から松山に出張するのだが、 電車の時間などを全然調べてなかったので、iPadでシコシコ検索して調べる。 何せ明日の午後は学科長の代理で学科会議に出なければならず、それが終わって から出発するのだが、学科長会議なるものが一体何時間かかるものか、 一応の目安は学科長から聞いているものの、結局のところ予想がつかない。 それで考えうるすべてのパターンを洗い出した。

それから大丸ラクト山科店で買い物をし、さらにラクトスポーツプラザで 今夜のZUMBAが休講かどうか確認。どうやら休講で、別のレッスンに変わる 模様。じゃあ、今夜はスタジオレッスンはなしで自主トレで行こうということで、 帰宅。

帰宅してしばし数学の後、支度をしてラクトスポーツプラザへ。 どうもあれから予定が急遽変わったらしく、ZUMBAは行われることになった らしい。そういうこともあろうかと、ちゃんとスタジオレッスン割引券を 持ってきておいて良かった。しばし筋トレをしたり有酸素運動をしたりして、 19時から1時間ZUMBA.予定が二転三転して情報が 混乱してたけど、結局俺サマを含めて4名が来ていた。まあZUMBAと鰻重 さえあれば、この世はパラダイスなのさ(嘘)。

スポーツプラザから帰宅して、遅めの夕食の後、またしばし数学。

ああ、そういえば、少し前ZUMBAの音楽が頭に残って、 それが邪魔でしょうがなかった。ZUMBAと鰻重のある生活はパラダイスだが、 ZUMBAの音楽が四六時中頭の中を渦巻くとなると、ちと話が違ってくる。

それで、ベートーヴェンの交響曲のリストによるピアノ編曲のCD とバロックリュートのCDを買って聞いていたのだが、今度はベートーヴェンが 壺にはまってしまって、こいつが頭から離れない。まあ、これはこれで、ちと 困るのだが、まあ良しとするか。それにしても最近全然クラシック音楽の コンサートを聴きに行ってないな。そろそろ真面目に捜してみようか、と。

2013年9月22日(日)
<<爆睡して復活>>
昨日の睡眠不足を解消すべく、昼前まで爆睡して完全復活! 京都新聞日曜版の2つのパズルを速攻解決した後、しばし数学。 その後、ラクト山科にちょっとした用事に出かけ、そのまま山科 駅の蕎麦屋でかなり遅めの昼食の後、山科駅前Sbuxで夕方頃 まで数学。それから帰りに大丸ラクト山科店などで少し買い物を してから帰宅して夕食。夕食後はまたしばし数学。

今夜は巷で大人気のテレビドラマの最終回だったらしく、 窓を開け放った近所の家から、オジサンの怒号が飛び交うテレビの 音が聞こえてきてた。何でも「倍返し」の流行語を生んだ痛快主人公が、 倍返しだか10倍返しだかを果たした後、最後は真の巨悪に 1000倍返しされて沈没したらしい。胸の痛む悲しい話ではないか。 俺サマとしては、このドラマを見てなくて良かったと思う。

2013年9月21日(土)
<<徹夜でフラフラ>>
昨夜は久しぶりに大学のあれやこれやの面倒な話に巻き込まれて、 頭がオーバーヒートしてしまい、明け方5時半過ぎまで眠れず。 それから後も夢現状態で1、2時間仮眠をとって7時過ぎに起きて、 やおらノートPCを開けて「ばかやろー!!」みたいなこと一言メールに書いて 送り、それからまた30分ぐらい気を失う。

8時に起きて、支度をして出発。10時から12時半まで、アンチュチュ にてフランス語の授業を受ける。それから京大ルネ食堂でダイエットメニュー の昼食。そしてまたアンチュチュの図書室に戻り、そこに置いてあるiPadで メールをチェック。「これはいかんな」と思い、そのまま自宅に戻り、 再びノートPCから「ふざけんな!」みたいなことを一言メールに書いて送る。 それからフランス語の宿題にシコシコと取り組み、夕方近くに終わる。

まあ、それから後は世界に平和が訪れたと思われるが、昨夜ほとんど 寝てないので、昼寝をするわけでもなく、なんとなくぼーとする。 夕食の後、いよいよ睡魔が嵩じてきて、ふと横になると体全体が苔むして きて土に戻っていくような感覚があり、1時間ほど気を失う。

そういえば大学3回生の前期は代数学と幾何学の2つの数学演習 の準備のため、特に演習のある日の前日はほとんど徹夜状態でフラフラだった。 とりあえず午前中に大学に行って、演習の教室に「この問題、取った!」 とばかりに、黒板に解答を書き、それから生協喫茶かどこかに行き、 仮眠まではできなかったが、何となくぐったりとしてすごす。そして 午後の演習の時間に発表をして、その日は早く帰宅して寝て、翌日 からまた次の演習の準備といった毎日だったと思う。

3回生後期はさすがに幾何学の演習がしんどくなってきて、 代数学の演習だけにしたので、すこしラクになった。演習は先生の趣味 で可換環論とホモロジー代数だけだったので、講義を受けずに自分で本 をちゃっちゃと読んで試験を受けたガロア理論の単位はCを食らった。 もっともガロア理論の講義は、教授が小さい文字で黒板に3行程度簡単な数式を書き、 モミジのような手がひらひらと数式の間を舞い、何やら小声でごにょごにょ言ってる間に 定理の証明が終わるといった調子だったので、どのみち自分で勉強しないとサッパリ わからない代物だったが。

そういえば、前期の幾何学の演習では、これまた先生の趣味で基本群 とか被覆空間、位相群ばかりやってて可微分多様体は申し訳程度だったので、多様体論の 単位を落とした。あるいは敵前逃亡して、試験を受けなかったかも知れないが、よく覚えていない。

俺サマ級の馬鹿だと、演習の準備だけで手一杯で講義に出る余裕はなく、 かと言って演習を一所懸命やっても、関連するはずの講義科目の単位取得に はほとんど関係ないという具合で、当時はそういうのが当たり前だったよう である。

勿論、演習に出ないで講義科目だけで単位を揃えることも可能で、 むしろそういう学生の方が多かったが、数学者を目指すなら演習にでなくちゃ 駄目だ!と何となく思ってたのである。実際のところ、 講義も演習も両方ちゃんとこなせるようでないと、すくすくと正しく 数学者への道を歩むことは難しいようである。

それで、俺サマのように演習科目を1つか2つ取って、あとは 講義科目を連戦連敗とまでは行かないまでも、だましだましいくつか取る ぐらいでも卒業できたのかというと、それがちゃんと出来るように なっていたのである。演習科目週2コマ版は半期6単位、卒研は 通年20単位、通常の講義科目は半期4単位という、恐るべきインフレレート なので、単位は空から勝手に降ってくるって感じだった。これは 学生の自主的な勉学を重視する立場だったそうだが、繰り返しになるが 俺サマなどは演習の準備だけで手一杯で、自主的勉学などほとんどできなかった な。

4回生になって卒研ゼミだけになったが、この準備がまた大変で、 2,3週に1度発表が回ってくる。発表の前日に徹夜をしたかどうか、よく 覚えていないが、当時としては卒研ゼミの準備にまるまる1週間を費やする のは当たり前で、けっこう絞られたなあという覚えがある。

しかし大学を卒業して会社員になってからは、仕事で徹夜をした覚え はほとんどない。たぶんゼロだったと思う。夜12時近くまで残業してた 時期はすこしだけあったけど。

日本の病院の医者などは、徹夜明けに手術をいくつもこなすといったことが 珍しくないそうだが、過酷の仕事だなあと思う。寝不足でぼんやりする ようなヤワな脳味噌では務まらないんだろうな。

2013年9月20日(金)
<<地下鉄東西線は素晴らしい>>
地下鉄東西線は素晴らしい。

本日午前中は自宅にて数学。途中、台風18号関係の後始末関係で、業者 さんに来てもらう。それから、大学の雑用メールを出してから、 百万遍に繰り出す。今日は代行バスではなく、地下鉄東西線と市バス。 当たり前かも知れないけど、ちゃんと運行している。素晴らしい。

京大ルネ食堂でダイエットメニューの昼食、生協自販機コーヒー、そして 京大数理研へ。猫は寝ていたし、図書室には今日も鼻息小僧や「躾け済み」の 独り言オジサンや何故か物静かに宙空を見詰めて考え込んでいる青年も居た。 夕方、数理研猫のところには人が居たので、挨拶なしでそのまま帰宅。

帰宅して色々野暮用。大学の雑用関係のメールも書いた。夏休みもあと数日 で終わりなので、新学期に向けてざわざわしてくるな。

2013年9月19日(木)
<<祝!21時30分東西線再開>>
御陵駅水没のため運行を中止していた地下鉄東西線の再開は、当初今日の正午 と言われていたが、「そんなにうまく行くものかいな」と思ってたら、 案の定、昨日の夕方頃だったか、 「排水作業が水底の泥が原因で難航しているため、再開は21時に延期」との 発表があった。

まあ、自然災害というのはそういうもので、そりゃあ京都市交通局が 頑張って消防署や民間からポンプをかき集めて、フル操業で排水作業に取り組 んでも、そうそう人間が思うように事が進むとは限らない。 俺サマは21時再開もちょっと疑っていて、排水作業やその後の電気系統の 点検整備などで想定外の事態が起こって、20日の朝ぐらいまでずれ込む こともアリかな?とも思った。

ということで、本日午前中は自宅で数学。午後はまた代行バスで東山 三条まで行き、そこから路線バスに乗り換えて京大へ。あとは生協ルネ食堂 で昼食、生協自販機コーヒー、京大数理研という、お決まりのコース。

俺サマが数理研に着いた時、猫は不在だったので、そのまま図書室に籠り、 夕方まで数学。例の深呼吸のお兄さんも居て、鼻息荒く頑張っていた。 イタリアの研究集会に行ってるんだろうと思ってた偉い先生も、なぜか 調べ物か何かでふらりと顔を出していた。それ以外にも学生風の人も来てた。

帰りに猫の所に寄ってみたが、誰かが居たのでそのまま数理研を発つ。 まあ、別に誰かが居てもいいのかも知れないが、俺サマは猫と差しで話 がしたいのよ。

京都市役所前まで路線バスに乗り、そこから代行バスで山科へ。今日は 通勤ラッシュに捕まって、信号待ちやノロノロ運転がつづいた。 行きも帰りも普通の満員バス状態で、身動きがとれないほどのぎゅう詰めでは なかった。

帰宅して夕食の後、ラクトスポーツプラザへ。今日は骨盤矯正ヨガと 有酸素運動。帰りに地下鉄山科駅を覗いてみたら、21時30分から 運行を再開していた。翌朝までずれ込むという、俺サマの予想は外れた。 めでたいことだ。しかし京阪京津線の方は四宮方面の崖崩れのため、 まだ復旧の目処がたっていないらしく、代行バスはまだ続く模様。

帰りの夜道は、満月の中秋の名月とかで、いつもは真っ暗な道が ほの明るかった。泥だらけになった土木作業員みたいな人と何人かすれ 違ったけど、地下鉄東西線の復旧作業をしていた人達かなあ。 そうだとすれば、感謝、感謝。

2013年9月18日(水)
<<地下鉄東西線代行バスに乗る>>
終日なんだかんだと愚図愚図数学。午前中は自宅。午後は京大数理研に行く予定 だったが、地下鉄東西線が止まったままである。山科と御池の間は臨時代行バスが 走っているが、本数が少なくてぎゅう詰めだったり、積み残しがあるかもしれない。 道路の渋滞状況も予想がつかない。それですこし余裕をみて 自宅を出た。

台風18号の豪雨で水没(公式発表では「冠水」)した地下鉄御陵 駅の排水作業がフルピッチで進められているそうだから、作業の様子でも見ることが できればと思って、ちょっとそれらしい所も遠回りしてみてみたが、結局よくわからず。

代行バス乗り場には交通局の職員が居て、整理券をもらってから乗車する。 整理券は誰でも貰えるから、要するに無料で乗れる。まあ、俺サマは 市内均一料金ぐらい払っても良いかと思ってたが、そんなことをすれば 口うるさい京都市民が「不便な目に合わせて、その上に金まで取るのか?」 (不便な目に合わせたのは台風であって、交通局ではないけど)とか 何とか言いだして、その苦情処理の手間暇を考えたら、無料にした方が ましと考えたのかもしれない。

通勤ラッシュの時間帯ではなかったが、身動きがとれないほどの ぎゅう詰めで、何とか東山三条にたどりつく。台風だからしょうがないし、 バスは無料だし、まあ、たまにはこういうこともアリか、と。

それから普通の市バスに乗り換えて京大へ。生協ルネ食堂で 昼食の後、生協自販機コーヒーを飲んで数理研に移動し、寝ている猫に 挨拶してから図書室へ。そこで夕方まで数学。

今日の数理研では、また研究集会が3つぐらい開かれていて、 数学者がうじゃうじゃいた。俺サマの独自調査では、代数幾何学関係者 は現在大挙してイタリアの会議に出払ってるはずだから、数学者と いってもそう気にすることもないかと高をくくっていた。しかし、 何故か代数幾何学の集会もやっていた。代数幾何と言っても、 俺サマのやってることとは ちょっと離れた内容のようなので、パスして図書室に籠り続ける。

数理研からの帰り際、猫のところに寄ったら、珍しく起きててその辺をうろうろ しているので、これは珍しい!と慌てて激写。数理研猫が起きている 時の貴重な映像の撮影に成功した。

それからまた代行バスのことが心配で、道草なしで早目に家路につき、 今度は京都市役所前から乗った。 通勤ラッシュの時間帯にさしかかっていたが、うまい具合に座れて 山科まで行けた。途中で降りる人も多く、昼間のようなぎゅう詰めに なったのは、途中の僅かな時間だけだった。

35分程度で山科駅前に到着。 大丸ラクト山科店で、今月のおススメワインの赤を1本買って 帰宅。夕食後はまたすこし数学。

2013年9月17日(火)
<<別荘の被害状況を視察>>
JRは復旧したし近鉄は昨日から動いているようなので、早起きして 津に日帰り視察旅行を決行。12時前に津駅について、まずは駅前の鰻屋 で腹ごしらえ。それから「別荘」に行ってみたのだが、特に台風の跡らしい 乱れ方はしてなかった。掃除や何やかやで半日仕事を覚悟していたので、 ちょっと拍子抜け。

そのまま帰るのも何なので、庭先を簡単に掃除したり、植木の剪定を したりしてから、自転車で偵察飛行。8月下旬に帰省したとき、海に行かな かったのがちょっと 心残りだったので、海岸に行ってみた。台風の影響で沖合近くまでは茶色く 濁った水、それから先は青い海が広がっていた。潮の香りは津に生まれ育った者 にとっては、懐かしい。京都には海がないし、琵琶湖は潮の香りがしないし。

あと、ちょっと友人を訪ねたり、スーパーで 京都では手に入らない豆だけの赤みそを買ったりしてから、京都に戻る。 帰宅して夕食の後、すこしテレビなどを見てのんびりする。

2013年9月16日(月)
<<台風で交通機関がマヒ>>
昨夜は台風18号の影響で、風も強かったけど、それにもまして猛烈な雨が降り、 一晩中大変だった。今朝起きたら台風は去り、天気も良くなっていたのだが、 京都市内でも桂川が氾濫するなどの大きな 被害が出て、山科も地下鉄やJRがほぼ終日運休になり、道路も大津の方で がけ崩れがあったとかで、幹線道路の1号線は九条山のあたりから山科を抜けて 大津にさしかかるところまで、ずっと渋滞していた。

公共交通機関が完全にマヒしてしまったので、終日山科ですごす。 午前中は自宅で数学など。午後は山科区内の台風の被害状況の偵察も兼ねて、 山科駅前まで散歩。JRと地下鉄、京阪電車の山科駅前には、運休の掲示を 前に途方にくれたり、電話を掛けたり、メールを出したりしている人が 何人か集まっていた。

俺サマは駅のそば屋でかなり遅めの昼食の後、山科駅前Sbuxで食後の コーヒーを飲みながらしばし数学。

夕方、帰宅してパソコンをいじっていたら、セキュリティーソフトのアップグレード をしなきゃならんというようなメッセージが出るので、大学のサイトから 教職員用のセキュリティーソフトをダウンロードしてインストール。 インストールの後、ディスクのフルスキャンをするというので、OKのクリックを 押したら延々と作業が続き終わりそうにない。 それで今日はラクトスポーツプラザの日なので、自宅を出てラクト山科へ。

今日は祝日のため、いつものZUMBAは無いと思って自主トレを始めて いたら、インストラクターの先生がやってきて、結局祭日はいつもよりも早目に ZUMBAを開講することがわかった。それはラッキーだとばかり、 急遽ZUMBAを受講することに。 台風の影響もあってか、いつもは10数名居る受講生が、今日は俺サマを含めて 二人だけ。スタジオを広々と使えた上に、いつもは45分のところを60分も やっていて、おトク感も満点。

21時前に帰宅して、遅めの夕食を軽く済ませ、少しだけ数学。 セキュリティーソフトのフルスキャンは、かれこれ6時間半以上回って いるのに、まだ終わってない。放置して寝ようかと思ってたところで、 ようやく終了。パソコンを再立ち上げして、ようやくセキュリティーソフト のアップグレード完了。