の
た
め
の
邪
魔
な
広
告
よ け ス ペ ー ス で す。
2007年1月27日(土)
<<村の古老>>
ゲーテとスポーツクラブの一日。ゲーテ冬学期は
今日を含めてあと3回を残すのみ。今学期は
受講生が若干6名と異様に少ない初七日法要クラスとして開講されたが、来学
期からは最低10名の受講生が集まらないと、土曜午後の上級クラスはリスト
ラされるそうである。リストラを免れたとしても、せっかくお近づきになれた
フルート奏者氏は、今学期からは仕事の関係で来れないそうだ。まあ、会うは
別れの始まりと言うけれど、あっという間だったよな。まだ氏のフルートをちゃ
んと聴いてないので、コンサートを開く時はぜひ連絡して欲しいと念を押して
おかないといけないな。
それにしても何だかんだ言って私もゲーテ通いが長くなり、ふと気が付く と、誰それ先生は以前こうだったけど何年前かにこんなふうになったとか、何 年前のクリスマス会はこうだったとか、昔こんな風にクラス変えが行われたこ とがあるとか、ふと我にかえると村の古老というか長老というか古狸みたいな 話をしている自分に軽い嫌悪感をおぼえる今日このごろである。
明日からいよいよ待ちに待った高飛び雲隠れ。次回更新は2月1日 深夜以降。
2007年1月26日(金)
<<疲労>>
午前中は自宅で野暮用。今日もポールボキューズ・ラクト山科店のサンドイッ
チを買って、昼頃に出勤。午後は院生O君の研究ゼミ。その後、研究室で
ザビーネ・マイヤーのモーツァルト
や、
ディーター・クレッカーのベートーヴェン や
ザビーネ・マイヤー管弦楽団のモーツァルト
を聴きながら、後期試験の採点。今日中には終らず、残りは高飛び雲隠れから
戻ってきてからにする。試験の採点で忙しいのは、学科長のような管理業務で
忙しいことに比べると、少なくとも気分的にはずっと楽である。帰宅は22時
前。
人間、24時間全力疾走ではくたびれるのである。今しばら くは、例えば夢の中で数学を考えようとするのは控えるとか、 夜22時を過ぎたらメールを見ないようにするとか、自らoff にするような 何らか手を打たないといけない。流石に何だか気分的に疲れ果てて、 ウイーン・クラリネット・コネクション の "OUT OF"などを聴きながら、ワインを飲んでぼんやりする。
2007年1月25日(木)
<<自慢>>
午前中は自宅で野暮用の後、午後から出勤。しばし学科長メール出しまくり作
業の後、突然、台風の目に入ったかのようにすっと暇ができたので、この一
瞬のチャンスを逃すまいと論文修正作業。それ以外は「数年前から気になって
いた命題」の攻略を目指し七転八倒。昨夜から最後の一行の証明がどうしても
埋まらず。
そういえば昼間、昨日の試験の出来栄えを気にした4回生が「よろしく」 と挨拶に来た。この学生は見事に私の地雷を踏んでくれた。 塩でも撒いて追い返そうかと思ったが、またぞろ天使だか悪魔 だかよくわからない奴が出てきて耳元で「早まるな!」とささやいたような気が したので、なんとか踏みとどまる。何がどうよろしくなのか知らないけど、一 応、大甘の採点基準であること、大甘でも救いようの無い答案は当然救わない ことを説明しておく。
それから全力疾走O 坂先生の部屋に押しかけ、少し密談もした。別に塩 を撒かれることもない円満な密談。
夕方17時から1時間ほど会議。その後、生協で夕食。K川先生が朝御飯の ような晩御飯を食べていた。もしかしたら彼にとっては本当に朝御飯なのかも 知れないし、三食とも朝御飯みたいなものを食べているのかも知れない。 真実は謎につつまれている。謎は解かねばならない?まあ、どうでも良いことか。
そういえばK川先生から、自分の担当科目の履修登録者がゼロになった経験 があるかと聞かれた。教室に行ったら誰も居なかったという経験は最近では珍 しくも何ともないが、残念ながら履修登録者がゼロになったことはないと答えた。履修 登録者ゼロって、ちょっと憧れるな。この憧れは、人々の憎悪に満ちた眼差しの 中で断頭台に上ることを夢見るカミュのL'Etranger(異邦人)の主人公 Meursault(ムルソー)の気分にちょっと通じるものがあるかも。そしてうん と長生きして定年まで生きて、高山大先生最終講義では、 おそらく誰も居ない教室でひとり虚空に向かって、 私は長い立命館 大学教員生活の中で、一度も3回生の講義を担当したことは無いし、 今日の最終講義みたいな「(受講生ゼロの)伝説の講義」を担当したことは 数限りないし、しかも履修登録者ゼロの講座を担当したこともあるんだぞと、 さんざん自慢してやるんだ。 ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハーと高笑いなどしなが らね。
夕食後も論文修正作業など。帰宅は今日も22時半 ごろ。夜も少し七転八倒するも、何も解決せず。
七転八倒の心の友は、 ポール・メイエらの "Trios d'anches (リード楽器用三重奏曲集)" 。 あー、フランスの風(Les Vents Francais)だなあ、なーんてね。 それからウィ−ン・クラリネット・コネクションの cafe europa.
2007年1月24日(水)
<<混乱>>
午前、午後と1つずつ定期試験。その合間も、何やかやと学科長のお仕事。図
書館で論文を1つコピーして早めに帰宅するも、学科長人気者メールが先回り
して自宅PCで待ち構えている始末。夜もまたしばし学科長のお仕事。この季節
の大学は1年で最も多忙な時期なのだそうだ。学科長は年中多忙なのでいつもと
変わらないかと思っていたが、やはり普段より10%割増の多忙さである。
多忙の折には、売れっ子タレントの小刻み睡眠よろしく、歩きながら、電 車の中で、はてまた形式だけの会議を聞き流しながらとか試験監督をやりなが ら、細切れに数学をやるしかないのだが、細切れの議論は時に不正確になりが ちだし、それらをきちんと纏める時間も取れないまま、色々なメモを書き散ら すことになる。
私の研究室は以前はそこそこ整理整頓されていたのだが、学科長になって 以後は私の頭の中の忙しさをそのまま反映した荒れすさみようで、まさに学科 長のだめカンタービレ状態である。そして数学メモも、私の頭の中の数学的混 乱を反映して、どれが勘違いの出鱈目メモで、どれがまともメモなのか区別が つかないまま、タツノオトシゴの溜息のようにテキトーに書き散らされている。
当面の希望はただ一つ、来週の高飛び雲隠れである。ざまあみろ!ハハハ ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハーと高笑いなどしなが ら、全てを蹴飛ばし行方をくらましてやるんだ。ハハハハハハハハハハハハとね。
多忙の友は、ザビーネ・マイヤーの "A Night at the OPERA"と ディータ・クレッカーの 「ベートーヴェン作品〜クラリネット編曲集」。
2007年1月23日(火)
<<興奮>>
昨夜も遅くまで学科長炎のメールを出しまくり、就寝後も脱力の反動で怒り狂っ
てたのがいけないのか、「数年前から気になっていたある命題」を布団の中で
考えてたのがいけないのか、はてまた、夜遅く飲んだコーヒーがいけないのか、
兎に角異常興奮により明け方まで眠れず。
そういえば20代の頃は、何かにつけ怒り狂い興奮して明け方まで眠れな い事がよくあった。一体何に怒り狂ってたんだろう。 ひさしぶりに20代の時のような夜を過ごした代償は、し かしながら鉛のように重く、そして眠い。この世の終りとはこんなものだろう かという気分で、昼前に出勤。
13時より15時15分頃まで学科長会議、16時より18時前まで教授 会の類の形式的な会議。学科長会議の宿題の整理のほか数学関係の調べ物など、 せっせと内職に励む。そして、とうとう某教科書に上記懸案の命題の証明が書 かれているのを発見。昨日から今朝にかけて自分で証明しようと頑張っても出 来なかったのは当然で、私が考えていたような一般的な条件ではそもそも成り 立たない命題だった。
会議の前後や合間も学科長まだまだ続くいろいろ仕事に励む。さらには、 昨日の脱力源である同僚教員ともきっちり話をつけ、一件落着。こう見えても 私は温厚な平和主義者なのである(何?信じられんだと?!)。帰宅は今日も 22時頃。夜はゲーテの宿題。今やっておかないと、今週も結局やる時間が無 いはずである。
あー!一体何なんだよう、この一日は?!音楽聴かないと死んじゃうよー!と、心 の友はザビーネ・マイヤーの 「モーツァルト・ドビュッシー・武満」と "A Night at the OPERA".
2007年1月22日(月)
<<脱力>>
今日こそは京大数理研へ高飛びだあ!しかしその前に、学科長人気者メール。
またも厄介な問題。しかし、適当な解決案を思いつき関係者にメールを出し、
自宅の野暮用をすましてから京大数理研図書室へ。数年前から気になっていた
ある命題の証明を調べ、関連論文を読んだり。
途中気になって、図書室のPCでメールのチェック。これがいけない。学科 長のフンザイで研究日にメールなどチェックする愚か者がここに居る。と、午 前中にメールした解決案を誤解した同僚諸氏から、色々な内容のメールがいく つか届く。多少の誤解にひるむ私ではないけれど、そのうちの1つのメールに はがっくり力が抜けてしまい、バタリと倒れる。
しかし、受領ハ倒ルル所に土ヲモ掴ム、である。ポジチブ・シンキングで もって鳴る私(嘘つけ!)は閃いた。これは今日を限りとして学科長職を放り 出す絶好の口実であり、自由に向かって羽ばたく最大のチャンスではないか、 と。
ところが、私の耳元に悪魔か天使か知らないけれど、何だかわけのわから ないやつが出てきて、「早まるな!」とささやいたような気がして、何とか思 いとどまる。そして最後の気力を振り絞って然るべく理性的に対応するも、そ の後腹が立って勉強ができず。
2007年1月21日(日)
<<胃薬>>
豆腐脳を抱えて野暮用の日曜日。夜は少し時間ができたので、数学。関連する
論文などを読む。すると胃薬を飲んだ時みたいに頭の中がすうっとして、脳味
噌が豆腐でない事が自覚できる。これは、生きているという実感そのものだと
言ってもよく、この快感がたまらないのだが、しばらく数学が出来る期間が続
くと、ああ、やっぱり数学って難しかったんだという事を嫌でも思い出し、
快感は苦痛に変わる。さりとてその苦痛を心ゆくまで楽しむことが許さ
れるわけでもなく、あるいは快感が苦痛に変わるずっと以前に、何かの会議に
引っ張り出されて厄介な宿題を押し付けられるか、また新たな「こういう忙し
い時を狙いすましていたかのように突発的に発生するであろう何だか知らない
けどとんでもない出来事」が襲ってきて、再び私は一塊の豆腐に逆戻りするの
である。
豆腐と脳味噌の間を行き来する私の、今日の心の友は、 ディータ・クレッカーの 「ベートーヴェン作品〜クラリネット編曲集」、および、アルフレット・ ブレンデルの 「シューベルト即興曲集完全版(D.899,D.935,D.946)、楽興の詩D.780、1 6のドイツ舞曲と2つのエコゼーズD.783、12のドイツ舞曲D.790」。ブ レンデルの2枚組CDは、見ての通りの安っぽいデザインのジャケットだけど、中身は シューベルトの明晰さがとことん突き詰められていて、泣けてくるほど素晴らしい。
2007年1月20日(土)
<<豆腐>>
ゲーテの日だが、今日も頭の中は豆腐のように真っ白である。日々学科長の仕
事に忙殺され、文字通り精神的に死んでいる私は一体誰なのか。研究活動の休
止を余儀なくされている数学者?ロクな定理も証明してないくせに、数学者と
は笑止。じゃあ、何者か?
脳は体液で満たされた頭蓋骨の内側にぷかぷか浮かんでいる豆腐のような ものだそうだ。でも、今日の私の脳味噌は豆腐そのものである。私は元々暗記 物は大の苦手で人の名前はすぐに忘れてしまう。大学入試も、世界史と化学式 と古文の単語と漢文が憶えられなくて、浪人した。その後馬齢を重ねていると、 美しい思い出やおぞましい思い出が小さな脳味噌をどんどん占拠していって記 憶容量が益々足りなくなり、何か一つ憶えようとすると何か一つ忘れなければ ならないという、日々これモグラ叩き也の様相を帯びている。まあ、それは そういうものだということで、さして気にもとめていないのだが。しかし、今 日はN響首席クラリネット奏者の横川晴児氏の名前をど忘れしてしまった。こ れは痛い、痛過ぎる。もう一度言おう、私の脳味噌は豆腐のようなものではな く、もはや豆腐そのものである。辛子醤油で食せば、きっと美味い。
本日、フルート奏者氏は年末年始のチューリッヒ公演の疲れが出たのか、 病欠。謎の広告代理店社員氏も、何故か早退。先々週の帰り道、コートの裾を はためかせて私のずっと先を走って帰る氏の姿が、蜃気楼に浮かび上がる槍烏 賊のように見えたのを憶えている。そして先週の帰りも、信号待ちをしていた ら、後ろからたったったったったったったったったという足音が聞こえたかと 思うと、次の瞬間に赤信号をひるまずためらわず突っ切って、たったったったっ たったったったったと走り去る氏を見かけ、ふと、まるで「走れメロス」 だなと思った。メロスならば夕陽が沈むまでに帰らないと、邪悪な 王が友人の首をはねてしまうであろう。だから今日は早退したのかも知れない。 あとはクラリネット奏者氏、謎の地方公務員氏、そして、これまた謎の大学院 生氏と4人で、いよいよお化けが出そうな寂寥感溢れる時間をすごし、無事今日 の授業を終える。
夜はスポーツクラブ。
2007年1月19日(金)
<<瞬殺>>
大学が野戦病院のように思えてならない今日このごろである。午後一杯は学生相手のゼ
ミ。その前後は昨夜勃発した事態への対応や、そういう事が無くても次々と発
生する細々した仕事に追われる。
それにしても、緊急事態を前にした我らが数学教室の同僚達の結束は素晴 らしい。朝の早い時間帯からさまざまな検討結果の報告や提案などのメールが 飛び交い、午後の早い時間帯には今後の方針についての意見集約が実現し、速 やかに各自分担の作業ベースの段階に移行した。
月曜日はさすがに雲隠れして研究日にしようと思い、色々頑張って今日も 21時過ぎに家路につく。22時半頃帰宅したら、何処で調べたのか私の自宅 PC用のアドレス宛に「ある書類に署名捺印して欲しいので月曜日にそちらに行 くからよろしく」とのメール。はてな。署名捺印のためだけにわざわざ研究日 を潰して出勤せよと?ふと送信時刻を見ると、私がまだ研究室に居た時間帯。 大学のPCのアドレスに送ってくれれば、5階の研究室から隣の事務棟の1階ま でバンジージャンプで参上し、今夕にも署名捺印できたはずである。あるいは、 大学のPCではなく自宅のPCに送りつけてきたところをみると、月曜日に紙っぺ ら一枚の書類を手土産に、はるばる大学から私の自宅までご足労願えるという ことか。「野戦病院って、ホント、色々なことが起こるよなあ」と呟きながら、 久々に瞬殺クリック。
瞬殺クリックの心の友は、 ポール・メイエらの "Trios d'anches (リード楽器用三重奏曲集)" 。
2007年1月18日(木)
<<図星>>
木曜日が研究日だった平和な時代もあったっけ。
午前中は自宅で野暮用。それから、多分今しかやる時間が無いとの予感が したので、ゲーテの宿題も片付けてしまう。
午後は出勤。学科長これはマジに 時間との闘いですぞ仕事は終ったのだが、その仕事に追われ放置されていた学 科長テンコ盛りのこまごまとした仕事との格闘が続く。夕方、学生が質問にやってきたので、対 応。モデル論のレーベンハイム・スコーレムの定理だとかコンパクト性定理だ とか、私が知らないことばかり聞いてくるので、大慌てでその辺の本を引っ 張り出して速攻で勉強しながら教える。
学科長テンコ盛り仕事も大体やっつけて、少し早めに帰宅。さて、やっと 数学ができるかなと論文を眺めていたところ、大学関係者より自宅に電話が入る。 さては 「こういう忙しい時を狙いすましていたかのように突発的に発生するであろう何 だか知らないけどとんでもない出来事」 (2007年1月8日(月) <<雲隠れはお好き?>> )かな?と いう直感は当然ながら図星で、その後あちこちにメールを出しまくったり して、深夜まで対応に忙殺される。
昼間は音楽を聴くのも忘れて(当然脳味噌も停止している) 雑用マシーンになってたけど、 やっぱり数学と音楽が無いと生きて行けません。 今日の心の友はベートーヴェン。 ディーター・クレッカーの 「ベートーヴェン作品〜クラリネット編曲集」、 ペーター・シュミードルの 「ベートーヴェン三重奏曲集」、 そして アルフレット・ブレンデルの 「ベートーヴェン・ピアノソナタOp.7&Op.28"パストラル"&Op.49.No.2」。
2007年1月17日(水)
<<祝杯>>
午前中に1つ講義。今日が最終回。午後は学科長これで最後の仕上げだぞ仕事
に励み、16時の教室会議を迎える。18時終了。その後、生協食堂での夕食
を挟んで、学科長あれやこれや大変な一週間の後片付け仕事をやって21時前
に家路につき、22時頃帰宅。やっとひと仕事終ったなと、とりあえずキッチ
ンの隅に残っていたワインでささやかな祝杯。
1年近く学科長をやってきてわかったことは、学科長というのは権限の小 さい下級行政職であり、自分の思う方向に人々を動かしてやろうという政治的野望 の強い人は空回りしやすいだろうということである。私は大学では(自分の研 究以外の事には何の思い入れも持ってないという意味で)完璧なエゴイストで あり政治的野望はゼロなので、学科長やってても事実に基づいて適正かつ合理 的に物事を処理することしか考えない。そういうところでずいぶん気分的に救 われているのかも知れない。時にトンカチの力も借りなければならないけれど ね。
今日も昼間は音楽を聴いている時間がほとんど取れず。深夜の心の友は、 ザビーネ・マイヤー管弦楽アンサンブルの 「セレナード第10番 K.361 グラン・パルティータ」(モーツァルト)。 じみじみと良い曲なのだが、 12月16日<<女王様のコンサート>>に書いたような理由により、 このCDのジャケットの集合写真は何度見ても 心が暗くなる。気分を変えるために、 ザビーネ・マイヤーの 「モーツァルト・ドビュッシー・武満」 と 「クラリネット協奏曲集」(モーツァルト、ウエーバー、シュタミッツ) に入っているモーツァルトの協奏曲の聴き比べ。 今日は図らずしもザビーネ・マイヤー・モーツァルト・デーになってしまった。
2007年1月16日(火)
<<鳥の形>>
今日も学科長全開の一日。昼食用にボールボキューズ・ラクト山科店のサンド
イッチを買って午前中に出勤。学科長高飛び雲隠れの間に、同僚たちの手によっ
て作業はかなり進行したようだ。よろしい。13時から1時間半ほど学科長会
議。17時前から1時間程、副学部長と一緒に任期制数学嘱託講師契約更新面
接とやら。面接してるんだか、されてるんだか。それ以外は、学科長時間との
闘いも今日で一段落つくはず仕事に励む。ここ1週間ぐらいは電話も部屋のノッ
クも解禁。電話は速攻ダッシュで取って応対し、部屋のノックもドアの外で金
切り声をあげてわめき散らし、狂ったようにドアを叩き続けた場合に限ってで
はあるが、やはり応対する。え?そんなノックの仕方をする人が居るのかって?
今日実際に居たから、そう書いてるんだよ(全く、何か?と思ったぜ)。途中生
協で夕食などとりながら資料作りなどに励み、21時過ぎに家路につく。帰宅
は22時40分頃過ぎ。
昼間音楽を聴く暇が無かった私の、今日の心の友は ザビーネ・マイヤーの 「モーツアルト・ドビュッシー・武満」。 このCDは、数年前の録音よりも格段に進化している、涙が出るほど素晴らしい モーツァルトの協奏曲に始まり、若干現代音楽風で雲行きの怪しいドビュッシー の「ラプソティーNo.1」をその美しい音色で強引にねじ伏せ、しかしながら最 後の武満徹でしっかり現代音楽の泥沼にはまり、こんなのも吹けるんだぞと安 定したテクニックを見せ付けるという、現代音楽嫌いの私には面白いような面 白くないような趣向。 このCD を買う時、武満徹を(現代音楽撲滅運動家の) 吉 松隆と勘違いしてた。
今日はこのCDだけ聴いて寝ようかと思ったけど、今日の 締めはアントニオ・サイオテの"A portrait"で 吉松隆「鳥の形をした4つの小品」。サイオテのクラリネットよりも伴奏の津 田理子のピアノの方が綺麗かどうかはおいといて、確かに水浴びしたり、毛づ くろいしたり、ぱっと飛び立ったりする鳥の動作の特徴が目に浮かぶような曲 ではある。